10月18日 学びの秋×池田少年SC=5年生非行防止教室
非行防止教室:非行とは?(写真1) |
非行防止教室:寸劇(写真2) |
非行防止教室:5年生へ質問(写真3) |
天高く馬肥ゆる秋です。さて、昨日10月17日火曜日、5年生は「学びの秋~非行防止教室~ 」の季節を迎えました。ここ数年小中学生に関わる少年非行は減少傾向ですが、場合によっては犯罪にもつながる可能性があります。そこで池田少年サポートセンター(SC)から専門家にお越しいただき、5年生を対象に体育館で非行防止教室を実施しました(下写真)。
非行防止の取り組み 犯罪とは法によって禁じられた行為を行うことであるが、「非行」は将来の犯罪につながるおそれがある。少年法では20歳未満の青少年による犯罪行為、触法行為及び虞犯(犯罪を行うおそれがある状態)を総称して「非行」と呼んでいる。そこで、鉄は熱いうちに打て。非行防止は5年生に打て!と池田少年サポートセンター(以下SC)では、管内の小学校5年生を対象に警察職員を学校へ派遣、具体的な非行事例等を題材にして直接語りかけてくれる。昨日は西丘小5年生に語りかけてくださった。
5年生非行防止教室開催 万引き、暴力、夜遊び、喫煙は非行の入り口と言われている(写真1)。その中でも万引きは非行の意識が薄い。SC「お店の商品をお金を払わないで出ていくとは?」5年生「どろぼーや」。理解が深まるよう万引きをしてしまう男の子の寸劇が演じられた(写真2)。天使と悪魔が頭の中に現れる。男の子に悪魔がささやく。「とっちゃぇ!」見つかった!お父さんお母さんが警察に呼ばれ悲しむ・・・。安いお菓子と高いゲーム機をとるのはどっちが悪い?友達の消しゴムを勝手に使ったら?SNSに自分の写真をアップしていると優しい親切な言葉で近づいてくる人がいる。どんな結果が待つ?SCの方はマイクを持って次々と質問をされた(写真3)。はっ!あかんねんや。友達の消しゴムを使うなら了解を得て使うと理解する。友達に誘われてつい万引き。少年犯罪は心のスキをついてやってくる。軽い気持ちでやってしまっても犯罪であることに変わりはない。後悔しないためには自信を持って行動できることをする。今日覚えてもらいたいことは3つだ。ルールを守る。思いやりの心を持つ。断る勇気を持つ。質問されていっぱい応える5年生は非行には染まらない。SCさんとのコミュニケーションのなかで非行防止を学んだ。
学ぶ秋 非行防止を 実演し