出発 バス 豊中市立文化芸術センター
4年生:体育館前に集合(写真1) 4年生:バス乗車(写真2) 4年生:文化芸術センターへ(写真3)

 さて、「ホールでオーケストラ♪」です。ホールでオーケストラとは、次代を担う子どもたちに舞台芸術の素晴らしさを知ってもらおうと、豊中市が市内の小学校4年生から中学1年生を対象に市立文化芸術センターで行っているフルオーケストラの鑑賞体験です。31日は西丘小を含め市内の4年生10校が招待されました(下リーフレット)。

ホールでオーケストラ♪ ホールでオーケストラ ・・・市内に拠点を持つ「日本センチュリー交響楽団」による特別な演奏会で、自治体の主催は全国的に珍しい取組みです。プログラムは、馴染みのある曲や楽器紹介のコーナーなども取り入れ、興味を惹くものに。児童からの感想では、ほとんどの児童が「クラシック音楽や楽器の演奏に興味を持った」と、好評を得ています(豊中市ホームページより)。4年生は31日朝、心うきうきハートどきどきと体育館前に集った(写真1)。目指すは豊中市立文化芸術センターだ。

 心に届く交響楽団 なんといっても「ホールでオーケストラ」である。インフルも流行っているのでできるだけマスクを着用、私語は慎みしっかりと音楽を聴こうを合言葉にバスへと乗り込んだ(写真2)。「日本センチュリー交響楽団」の優れた演奏を聴くためである。奇しくも、日曜劇場でマエストロを主役にしたドラマが放映されている。「マエストロ」とは、指揮者など、音楽・芸術分野においての指導者的立場の人を言う。どんなマエストロさんだろう?期待は高まる。豊島公園でバスを下車、文化芸術センターへと乗り込んだ(写真3)。座席についた。打楽器、弦楽器、金管楽器、木管楽器、個性豊かな楽器が集まり迫力ある演奏に圧倒される。ホールにオーケストラサウンドが鳴り響く。オーケストラはさまざまな楽器から成り立っているのを実感する。音楽の魔法に包まれた。マエストロさん指揮のもと会場の4年生全員で一緒に「ビリーブ」を歌った。たとえば君が傷ついて♪ くじけそうになった時は・・・♪ ほかの小学校のお友達とオーケストラをバックに音楽をつくりあげるのは最高だ。最後はエルガー:行進曲「威風堂々」第1番が奏でられた。オーケストラの力を全身で感じた。マエストロさんの指揮がたくさんの演奏者をひとつにする。巧みな話術が4年生の心をつかむ。拍手の大きさが感動をあらわしていた。

寒空に 心に届く 音色かな