地震だ! 避難誘導 運動場へ
地震だ:机の下へ!!!(写真1)

避難開始:誘導開始!!(写真2)

運動場:頭を押さえ走る!!(写真3)

 明日1月17日は阪神・淡路大震災の記憶を風化させないように、「防災とボランティアの日」です。元日には能登半島で巨大な地震がおこりました。関西においても南海トラフ地震は必ずおこるといわれています。西丘小では前日の16日に、「地震・火災避難訓練」を実施しました(下写真)。

地震・火災避難訓練 1月17日は 毎年1月17日は、「防災とボランティアの日」、1月15日~21日は「防災とボランティア週間」と位置づけている。まさかの時に備え全国各地で避難訓練等の取り組みをおこなう。そう、まさかの時がおこったのは1995年の1月17日5時46分である。高速道路が倒れ電車が転覆し、その横では大火災がおこるなど6千人以上の命を奪った阪神淡路大震災だ。今年の元日には石川県能登地方において震度7の地震が発生し多くの被害が発生した。今も被災地域ではライフラインへの影響が続いている。一刻も早い復旧を願う。天災は忘れたころにやってくる。さて、地震がおこったその時何ができるのか。何をしなければならないのかを訓練を通じて改めて確認しておきたい。

 避難訓練開始 避難訓練の前に各クラスで避難経路を確認する。地震や火災の恐ろしさとそれに対処する心構えを話し合う。13時45分、ゴゴゴゴッ、ゴーの音が校内に流れた。地震発生だ。教室では担任の先生が頭を守って机の下に入るよう指示をする(写真1)。揺れはおさまった。放送「今、危険個所を確認しています。児童の皆さんは次の放送まで静かに待機して、先生の指示にしたがってください 」放送「地震の揺れはおさまりました。理科室で火災が発生しました。理科室付近は通らないようにしてください。児童のみなさんは先生の指示に従って運動場に避難してください」。机の下からでてきた西丘っこは担任の先生の指示で頭を守り避難開始だ(写真2)。避難の合い言葉は「お・は・し・も・て」押おさない、(校内は)走らない、しゃべらない、もどらない、ていがくねん優先、である。頭を押さえ運動場中央へ走る(写真3)。担任「○年○組欠席〇名出席者〇名全員います」、教頭先生に報告、全員の安全を確認した。避難に要した時間は5分46秒、昨年より早い。

天災は 忘れたころにやってくる   寺田 寅彦