ようこそ カメレオン 指人形
おはなし会:多目的室へ(写真1)

ぼくはカメレオン(写真2) 

おしまい またねー(写真3) 

 梅雨の真っ最中アジサイの花は雨でより元気に見えます。さて、元気と言えば先月6月26日(月)~30日(金)お昼休みにおこなわれた「おはなし会」です。読み手は、よみきかせボランティアのおかあさんたちです。リアルなお話に西丘っ子は夢中になりました。

夏のお話会 よみきかせボランティア 「よみきかせ」とは、図書館情報学用語辞典によると、読み手が本や絵本を子どもたちに読んで聞かせること。・・・子どもが物語に親しむきっかけを作り、読書の素地や動機付けを行うことが目的である。が、読み手が聞き手である子どもとコミュニケーションを図ることに意義があるとも考えられている.読み聞かせには、生活的な読み聞かせと学習的な読み聞かせがある。公共図書館や家庭では通常、前者にあたる楽しみのための絵本や物語の読み聞かせが中心である。夏のおはなし会はもちろん前者である。西丘小学校多目的教室は準備万端であった。待ちに待った、待ったなしのリアルお話会である。3年半前からコロナによる中止、昨年は開催にこぎつけたが午前と午後との二部制で実施、コロナ感染防止対策のため事前に希望し「しょうたいじょう」と「けんおんひょう」を用意した西丘っ子のみが入場できる、そのうえ録画での開催だった。今年は違う。お二人のよみきかせボランティアの方が両手にしっかりと絵本を持ちリアルな声を西丘っ子に届けた。

 6月30日夏のおはなし会左上写真 多目的室前ではよみきかせボランティアキャストの皆さんが笑顔で両手をひろげ西丘ゲストを迎えた。どうぞ。どうぞ。多目的室へ(写真1)。今日も蒸し暑い。だが多目的室はクーラーが効いているので、お話は聞きやすいはずだ。最終日は1年生である。用意した絵本は2冊だ。後1時30分はじまり。はじまり。最初は「おかあさんのパンツ 作:山岡ひかる 絵本舗」だ。この作品はすべて貼り絵で制作されていたひとあじ違うあたたかさを1年生は感じただろう。

 2冊目は「ぼくはカメレオン 作:たしろちさと グランまま社」である写真2。主人公のカルロは、行く先々で周りと同じ色に変わってしまうことが嫌でいつもご機嫌ななめでした。ある日かばが、きれいな色に変われるカメレオンがうらやましいというのに驚きます。木の実をつぶして、かばをももいろに塗ってやると大喜び!そこでカルロは、たくさんの絵の具を作り、動物たちに色を塗る、絵の具屋をはじめました。ジャングルの動物たちは、みんなカルロに色を塗ってもらい、カルロはいちやく人気者になります。ところが・・・。次第に動物たちは文句をいいはじめ、ジャングルは大騒ぎになります(出版社からの内容紹介より)。お話が進むと「え」「えっ」「ええー」、1年生はお話に突っ込んだり。つっこまなかったり。西丘っ子は、話し手の声と一緒に物語を追いかけていく。「お・し・ま・い」の言葉とともにキャストの皆さんは指人形の手袋で、1年生ゲストとハイタッチをかわす(写真3)!ばいばい。

おはなし会 心にとどく リアルよし