2月13日 研究授業×運動が好きを増やす=3年体育
ボルハンゲーム:ルール確認(写真1) | ボルハンゲーム:実践(写真2) | ボルハンゲーム:作戦タイム(写真3) |
さて、5年生を対象に1学期おこなった令和5年度(2023年度)全国体力・運動能力調査結果によると、「運動が好き」と答えた西丘っ子は全国と比べると少ない傾向があります。体育が好きになる児童がもっと増えたらいいなと2月6日(火)、3年体育で研究授業を実施しました。もちろん授業の主役は児童たちです。
研究授業の目的 研究授業とは、他の先生の前で自分の授業を発表する場である。その日に向けて計画をたて、※下学上達(かがくじょうたつ)し授業力の向上を図るのが目的だ。また、授業を参観する先生方にとっては自分の授業の参考にし、またアドバイスを授業者におくる場でもある。さて、西丘っ子は基本運動が好きである(男子は9割、女子は8割 左グラフ赤矢印)。しかし、体力・運動能力の向上について、自分なりの目標を立てる児童の割合に課題が残る。研究授業では児童達が主体的に学び、体育が好きになるよう創意工夫した授業「ボルハン」を展開したのであった。※下学上達 手近なところから学び始めて、次第に進歩してゆくこと。
体育研究授業(3年生) ボルハンゲームとは、ゴール型ゲームのひとつで集団対集団で友達と力を合わせ、段ボールで作ったゴールポストを当て得点を競うスポーツである。めあては、①競い合ったりする楽しさや運動する喜びに触れる。②ルールを工夫しチームの特徴に応じた作戦を選ぶ。考えたことを友だちに伝える。まずは競技の進め方とルールを再確認した(写真1)。1チーム5人から6人で3対3の試合を行う。試合時間は4分間。ドリブルなしでパスを回す。ボールを投げてゴールの段ボールを倒すと1点となる。試合が始まった(写真2)。うーん。うまくいかない!作戦タイムだ(写真3)。得点をするためにどのように動けばいいのか?チームで話し合う。考えたことを友だちに伝える。作戦会議では時折先生がアドバイスを送る。パスを受ける人は空いてる場所を探して動けばいい。ディフエンスを避けるためパスは高くして・・・。チームで協力して段ボールを倒すぞ!作戦会議を終え次の試合へと向かった。どのチームも動きがよくなっている。パスが回りだす。得点が入る。すべての試合が終了しゲームを振りかえった。得点を多く取れたのはなぜか?ボールを持たない時の動き(フリーになること)が重要であると気づく。
立春に パスを回して シュート決め