郵便局到着 いってらっしゃい! ぽすくまくん
2年生:郵便局到着(写真1) 2年生:配達を学ぶ(写真2) 2年生:with ぽすくまさん(写真3)

 さて、「社会見学」です。社会見学とは、一般に児童・生徒が地域の産業施設や公共施設、史跡などを訪問し知識や理解を深めることです。8日(木)2年生は、「郵便局のお仕事」について知識や理解を深めるべく、町たんけん隊を組織し吹田千里郵便局へ社会見学に向かいました(下写真)。

社会見学 吹田千里郵便局 郵便局 ・・・郵便の歴史は古い。1871年に東京~大阪間で郵便事業が開始された。これは郵政の父と呼ばれる前島密によるものであった。だが郵政事業は優勢にすすんだのではない。最初のころのポストは黒色で夜ぶつかったり、「便」「垂」の字からトイレと間違われたりしたそうだ。最初手紙は歩いて運んでいた。それから時代とともに自転車やバイクで鉄道でトラックで・・・時に飛行機も使って、同一料金で全国津々浦々運ぶシステムが確立されたのである。それを支えているのが郵便局だ。2年生、目指すは吹田千里郵便局である。

  2年生 吹田千里郵便局へ ねらいはこうだ。①西丘子ども郵便局を開くため、郵便局のしごとについて知る。②マナーを守って見学する態度を養う。30分ほど歩き9時半ごろ吹田千里郵便局へと到着した(写真1)。最初に配達現場を見学する。郵便バイクは普通に出発するのではなかった。出発前に1本橋を5秒かけて走る。スラロームをする。加速して停止線で急ブレーキを踏んで止まる・・・。クリアーしたバイクのみが郵便局を出発できるのだった。何のため?すべては安全のためだを2年生は学ぶ。次から次へと配達のバイクが出発していく。バイクの背中に、2年生は「いってらっしゃい」の声をいっぱい乗せた。配達員さんは笑顔で手を振って応えてくれた(写真2)。その後は座学である。手紙がどのように配達され届くのか?DVDを視聴して学ぶ。・・・郵便をポストに投函し配達されて届くまで多くの人の手が関わっているのを学んだ。なるほど。たくさんの人の「手」をわたって「紙」が届くから手紙というのかもしれない。最後に森の郵便局で働く「ぽすくま」さんが現れた(写真3)。「ぽすくま」さんはくまのぬいぐるみの郵便屋さんだ。手紙を出す人や受け取る人に思いをはせる。周りに2年生が集まる。心に届く手紙を届ける「ぽすくま」さんと2年生は握手した。

冬空に 心に届く 手紙かな