12月20日 人権出前授業×2年「手話体験」=あさなぎさん
手話体験 (写真1) | 手話:あなたの名前は?(写真2) | 手話:さようなら・・・(写真3) |
朝も冷え込むようになり日に日に昼間が短く風が冷たくなってきました。さて、今週火曜の2年生は障がい者理解教育です。社会福祉協議会の手話サークル「あさなぎ」さんから7名のボランティアの皆さまをお招きして、人権出前授業「手話体験」を2年生でおこなっていただき教室は温かくなりました(下写真)。
手話体験 Sign Language(手話)を学ぶ 世の中にはさまざまな意思を持って活動しているボランティア団体さんがある。社会福祉協議会のボランティア団体「あさなぎ」さんもそのひとつだった。「聴覚障がい者」と言われる耳の不自由な方々が会話をする際に用いる手話を学び、教える活動をされておられる。2年生は身近なボランティアを知ることで、支え合う大切さを学ぶ。では手話とは?最新 心理学事典「手話」の項によると、「手や指、表情、口型など、身体全体の動きによって表現される視覚言語である。聴覚-音声を用いる音声言語とともに人間の自然言語を構成する」とある。「あさなぎ」さんが手話を伝えに教室にやってきた。
「あさなぎ」さんによる出前授業 「音が聞こえない世界」ってどんな世界なんだろう。不便だろうな?ということは感覚でわかっていてもそれは聞こえない人にしかわからない。実際に手話を体験することでその理解は深まるはず。各クラス2、3名のボランティアさんが前に立つ。耳が聞こえないとは、どういうことか?2年生の質問(火事の時は?音楽関係の仕事は?授業はどうやって受ける?等)に”あさなぎさん”はていねいに答えてくれた。耳が聞こえない人のコミュニケーションツールが「手話」だ。手話を教わり実際に使ってみた(写真1)。まずはあいさつから。おはようございます。こんにちは。さようなら。ありがとうは、お相撲さんが封筒を受け取るイメージで、左手を水平にして右手を左手の甲に置き下から垂直方向に「ありがとうございます」。よくできました拍手!ありがとうは特に覚えておきたい。あなたの名前は(写真2)?と指をさす。耳の聞こえない世界では指をさすのは悪いことではない、と学ぶ。最後は「さんぽ(上写真 となりのトトロ)」をみんなで手話を使って歌った。歩こう♪ 歩こう 私は元気 歩くの大好き どんどん行こう♪ 坂道 トンネル 草っ原♪・・・。元気よく2年生は手話を使って躍った。ボランティアの皆さんに手話でありがとうございました。さようなら(写真3)。
冬きても 私は元気 2年生