ウッドチップが 花壇が・・・ 自転車が・・・
車いす体験:ウッドチップが(写真1 車いす体験:花壇が・・・(写真2) 車いす体験:自転車が・・・(写真3)

  週初めから日本上空に寒波襲来、月曜は各地で雪により立ち往生する車が続出しました。さて、4年生は、温かさ来襲「障がい者理解教育」です。車いすに乗って生活している人のことを知ろうと、実際に車いすに乗りウッドチップやスロープ等で立ち往生を体験しました(下写真)。

障がい者理解教育 車いす 車椅子は移動に困難が生じた際に移動を助ける目的で使用される。車椅子の構造は主に移動するための車輪と体を支えるための座席とで構成されている。1964年に行われた東京パラリンピックで欧米製の優秀さを目の当たりにし、これをきっかけに日本では車椅子の性能が急激に上がることとなる・・・(参考:ウイキペディア)。それからの車いすの進化はめざましい。今では、障がいをもつ人たちが自立した生活を送るのにかかせない福祉用具となっている。だが車いすを使う人の立場にならないと、どういった課題があるのかわからない。そこで、4年生は車いす体験に向かった。

 車いす体験学習 めあては「車椅子に乗って生活している人のことを知ろう」である。まず体験前に車いすの動画「車いすの介助~基本動作~」を視聴する。自分たちの住む”西町付近~千里中央あたり”はみんなにとってくらしやすい街なのか。駅に近いしバス停やスーパーも近くにあり緑も多い。もちろんくらしやすい街だ!だが坂も多いぞ。放置自転車もある。車椅子の人にとっては大変かもしれない。福祉とは、すべての人が他の人とともに社会の中でよりよく生きることだ。車いす体験を通して、①車いすで生活する人の気持ちを考えよう。②みんなが暮らしやすい社会にするための課題を見つけよう。③友だちと協働して解決を図ろう。を目標に4年生は児童玄関前に集合して体験活動をスタートさせた。4、5人でグループを作る。押す人、乗る人、観察する人で交代していく。ウッドチップあたりを押す(写真1)。手ごわい。動きにくい。段差はどうする?違うグループは体育館横スロープの上り下りを経験していた。上りはよいよい。下りはこわい。なぜなら車いすに座っている人は後ろ向きに下りるから。上門のスロープに向かった。※花壇が・・・(写真2)。自転車が・・・(写真3)。「真ん中にあったらじゃまやん」を学ぶ。車いすに乗って自分でこいで気づいたことをワークシートに記入した。※自転車も花壇も体験活動のため特別に置いています。

冬の日に ウッドチップ越えて 車いす