8月 1日 西丘4年生×知的探求=図書館の達人!
お題:図書館の達人(写真1) |
情報収集:図書館の達人(写真2) |
図書館の達人:合戦の流れ(写真3) |
日増しにセミの声がMEAN MEANと大きく校内に響いています。さて、7月28日(金)12:00からは千里図書館(下写真)に熱い"意味"がありました。この日の豊中の気温は35度超えですが、千里図書館は快適温度設定28度です。「知的探求合戦 めざせ!図書館の達人」は涼しさいっぱい、今年も調べ学習”熱盛”いっぱいです。
めざせ!図書館の達人 西丘4年生「勝つ丼」が出場 「めざせ!図書館の達人」とは、児童同士の知的探求合戦を豊中市立の公共図書館でおこなうインテリジェンスなイベントだ。千里図書館には5チームが集まった。それぞれのチームにテーマが与えられ、そのお題について調べ発表するのだ(写真1)。西丘からは、4年生有志「勝つ丼」チームが出場を果たした。では、「勝つ丼」チームはどんな活躍をしたのだろうか?
12時知的探究合戦開始・・・主催者からの説明後各チームの調べるテーマが抽選で決まる。その瞬間から知的探究合戦開始だ。プレーボール!5チームの皆さんは全知全能を傾けテーマにぶつかっていく。あるものは「本」探しの旅へ。あるものは「パソコン」へと向かった。西丘が調べるテーマはなんと「人工知能(AI)」だった。あああ・・まだ習っていない。習っていないが、知りたいことを知るのが大会の目的だ。苦労するだろうな・・・そっと応援する担任の心配はひろがる。
AIとはなにか?今話題のチャットGPTに聞いちゃえば答えはでてくるが、ここはAIに聞かなくても”エーアイ!” ということで、チャットGPTに頼らずマッピングだ。マッピングとは、地図作成、写像、対応付け、などの意味を持つ英単語だ。ITの分野ではある集合の要素を何らかの規則に基づいて別の集合や要素へ対応付けたり、字義通り、要素の分布や配置を地図などの上に図示することなどを意味する(IT用語辞典)。勝つ丼チームは中央に「AI」と書いた。このまわりに疑問を連ねる。書いていく。知らん言葉だから疑問も浮かびやすい。AIとは何か 誰がAIを思いついたのか?AIはいつから?その歴史は?疑問が疑問を呼ぶ。こういう時はまず百科事典だ。基本的な事柄は『総合百科事典ポプラディア』で調べた。キーワードをひろっていく。細かいことが書いている本を探す。時にネットで検索する。図書館には蔵書検査システムがあるから助かる。目的の本を探す。疑問を広げて調べ情報カードにまとめた。知らないことを粘り強く調べた。西丘司書の先生もサポートしてくれる(写真2)。 合戦終了!まったくわからないところから調べて”わかる”というのはいい経験になったにちがいない。合戦の流れに従い合戦し(写真3)西丘チームには『二人でよく頑張ったで賞』が主催者から授与された。担任の心配は杞憂に終わった。
西丘司書の先生「今回のテーマは、江戸時代、ラーメン、竹、カラス、人工知能(AI)でした。子ども向けの本だけでなくさまざまな資料をつかって、5チームみんなおもしろい発表をしていました。図書館の検索機をつかったのも楽しかったようです。聞く人のことを考えて上手に発表しているのが印象的でした。」
夏の道 AI探す 未知の旅