情報モラルCMを作る前に CMのイメージ キャンバでCM作成
5年社会:CMのパターン(写真1)

5年社会:主題を何にするか(写真2) 

5年社会:キャンバで作成(写真3) 

 にしおかでは「一人一台タブレット」を令和の文房具とすべく、情報活用能力育成を推し進めています。先週の5年生とあるクラスは社会の時間「情報モラルーCMをつくろー」でした。iPadを主体的に使っている様子を校長先生は見逃しませんでした(下写真)。

情報モラル(5年社会) 校長は見た! 支援員さんは今日もタブレット授業の当たり前を取材する。「おっ、Canva(キャンバ)を使っているではないか」。5年生がキャンバを使って授業をしているのを支援員さんは見逃さない。校長先生は支援員さんから情報を獲た。社会科でキャンバを使ってCMを作成していると聞く。キャンバとはオンラインで使える無料のグラフィックデザインツールである。もちろん動画作成にも対応している。CMは見るものだと思っていたが作るとはどういうことか?いつも見る側にいる児童がどんなCMを作るのか?興味津々で校長先生は5年4組の教室へと向かった。

 5年社会を見た 4組では「情報モラルの大切さを皆に伝えよう」という単元に取り組んでいた。この単元は全3時間である。前回の時間では、CMのパターン(写真1)を学んだ。バッドエンドにするのか。ちゃんとしてなくて大変なことになるという結末を用意するのか!はたまた、ハッピーエンドか?つまり、ちゃんとしていて良かったーという結末にするのか。形式は、「ショートドラマ、クイズ形式、まんざい、プレゼン、ニュース番組風」などなどを考える。主題(写真2)はあれもこれもつめすぎない。情報モラルの何を伝えたいかを明確にし30秒から60秒のCMにまとめるのだ。1年生にも6年生にもわかるような内容にするのがミッションだった。ハードルは高い。キャンバを使って(写真3)製作サイドを体験することでハードルを乗り越える。カメラマン、カンペ出し、演者など役割を分担して撮影をおこなっていく。作成したプレゼンテーションにナレーションの音声をのせ間と間を確認する。微調整を繰り返しながら完成形をイメージし作業に取り組んだ。一生懸命さが伝わってくる。すべての班が作品を完成したら試写会をおこなう予定だ。試写会が待ち遠しい。

 小春日に 作るCM 学びあり