出発 オリックス劇場 到着 こころの劇場ふりかえり
観劇:こころの劇場へ(写真1)

観劇:会場はオリックス劇場(写真2) 

こころの劇場振り返り(写真3) 

 天高く馬肥ゆる秋といえば、文化の秋♪「こころの劇場」です。さて、「こころの劇場」とは日本全国の子どもたちの心に「生命の大切さ」「人を思いやる心」「信じあう喜び」などを舞台を通じて語りかけたいという目的で、一般財団法人舞台芸術センターと劇団四季がおこなっているプロジェクトです。西丘小6年生は、10月26日、オリックス劇場へと向かい児童招待講演「ジョン万次郎の夢(下パンフレット)」を観劇しました。

こころの劇場 「こころの劇場」へ 西丘小6年生は、「こころの劇場」観劇のため、下門に8時20分に集合した(写真1)。2列で整列し並んで千里中央駅と向かう。あっ、2人が列から離れたと思う間もなく「落としましたよ」と、何かを拾い通勤者に手渡した。通勤者はお礼を言って立ち去る。どうやら定期を落としたようだった。6年生は帰り困るだろう通勤者のピンチを救った。電車の車内では沈黙は金を守り、リュックは前に抱え他のお客様の迷惑にならないよう乗車マナーを守る。下車駅本町から歩いて約10分でオリックス劇場についた(写真2)。観覧場所は2階席だ。期待高まる公演が始まった。

 劇団四季「ジョン万次郎の夢」 土佐(現在の高知県)の漁村で育った中浜(ジョン)万次郎は14歳の時に遭難。米国の捕鯨船に助けられてそのまま8年アメリカで過ごして帰国し、日本開国の一翼を担ったことは人口に膾炙している。「ジョン万次郎の夢」は、その中浜万次郎の半生を描いたミュージカルである。劇団四季のホームページによると「・・・捕鯨船のアメリカ人船長との出会いが、のちの彼の運命を大きく動かすことに――。船長とともにアメリカの地に降り立ち、英語を学び、進んだ文化を目の当たりにした万次郎。もち前の好奇心と、あきらめない心、そして彼の行動力は、鎖国によって閉ざされた日本の扉を世界に開き、やがて日本とアメリカのかけ橋となるのです」立体的なライブに西丘っ子は歓声をあげ、時に奥行きのある歌声に手拍子をし、時に笑いありの観劇、その心は感激の2時間だった。万次郎は閉ざされた日本のピンチを救う。感激は学校に戻って記憶の新しいうちに振り返る(写真3)。

鎖国の世 心を開く 万次郎