学力向上タイトル 走る汗 集めてはやし 持久走  

千里 九「昨日の飛脚、美脚だったの。走ると足が、きれいになるようじゃ?江戸時代、火急の書状の 継飛脚(つぎひきゃく)超特急便は「四日限仕立飛脚」と言って、料金は4両だと。今のお金だったら、80万だと。これは走らにゃ、まらそん。」

持久走1  体育 「持久走 」 体育

  long-distance running 

  「走る」。今、3年生は走っています。自分の進路に向かって、そして体育の授業でも走っています(左写真)。汗をかくことで代謝がよくなりお腹がすきます。ご飯もうまい。快眠快便もついてきます。朝、しゃきっとして、目覚めも良くなる。これ、すなわち学力向上の基本です!!

 10代で鍛えた足は、しゃべりませんが、大人になってからものを言います。何よりも運動が苦手な人でも「走る」ことは自分のペースでできます。しんどいと思ったらいつでも歩けばいいのだから。

冬の風物詩・・・昨日水曜日は、3年1,2組と3組の生徒が持久走だっj持久走2 た。スタート位置で屈伸、肘伸ばしと入念に準備体操をおこなうのは当然であった(右写真)。よーいスタートの合図で、生徒が一斉に飛び出す。よっしゃぁ。後10周!最初は団子だが、徐々に縦長になってくる。応援生徒「女子が見てるぞ」「『』カッコいいとこ、みせたれ」有間T「がんばれ、ラスト!」と叱咤激励の声を浴びせかける。

 ゴールライン横では鉄野Tがタイムを読み上げる。厳しい声の背後に・・・見守る優しい視線がある。11分12,13,14秒・・・・ゴール!ふぅとため息をつく相棒。倒れ込む親友。にっこりなクラブ友。走り終えた顔には、汗が吹き出す。

3年体育の授業・・・男子は1周約280mを10周(約2,8km)女子は5周(約1,4km)走る。12月はじめから、5回タイムを計測するのだ。男子の速い人は11分台で走ってくる。特に4,5組は陸上部が多いから速い。持久走をするにあたってはクラスを2つのグループにわける。タイムがいい組とタイムをのばそ組だ、持ちタイムが近いので競いあいやすい。で、二人一組をつくる。一人は走り一人はTIMEの計測をおこなう。ゴールラインを通過するたびに鉄野Tが1周ご持久走2とのラップタイムを叫ぶのでそれを記録する。(写真下)「あと6周!○○、5分12,13,14秒、○○15秒!」。

 生徒は、何回か走っていくうちに、1周のペースがわかるようになる。一定のラップを刻むとタイムが伸びてくる。自己記録更新だ。 

 走ることが楽しめるようになった人は、逆境にも強くなる。金メダリストの髙橋尚子選手の言葉「いままでに いったいどれだけ走ったか 残すはたった42キロ」言ってみたい。

鉄野T「体力をつけるには、持久走が一番です。九中生は一生懸命走るので、無理はさせないように気をつけていますが、何回か走ってくるとラップをどの位で刻めばいいか考えるようになり、続けることで体が慣れてきます。持久走のライバルは自分、過去の自分のタイムです。そのためには、平均してペースをあげればよい。自己記録を更新すれば達成感につながります。」

いままでに いったいどれだけ学んだか 2013年残すはたった13日 

千里九