学力向上タイトル 天下無敵のセンテンス 「これは、何?」  

千里 九「江戸時代、辞書もない時代である。オランダ語の本「ターヘルアナトミア」を翻訳した人がおった。杉田玄白である。辞書を持っていないのではなく、辞書が存在していなかったのだ。そんな時代にどうやって、訳したの?」

 英語1

 英語2

英語 

だん だん♪(写真1)

だ だ だん(写真2)

 だーーーん♪(写真3)

 少人数 英語

~ What is this? ~  

  九中では、授業力向上を目指して、研究授業をおこなっています。6月10日2限に理科、3限に英語を実施、校長先生や九中の先生方だけでなく教育センターの先生方にも授業をご覧いただきアドバイスをいただきました。

 3限は、英語の授業です(左写真)。クラス目標が「一致団結 44人44色 そして笑顔」の1年5組で、授業担当者は、ダンディな高木Tでした。

ターヘル・アナトミヤ 杉田玄白は、人体を解剖する機会に巡り会った。オランダの本「ターヘル・アナトミヤ」の解剖図と目の前の臓器を照らし合わせたら、同じだった。この本は凄いと驚く。で、杉田玄白はターヘル・アナトミヤを、日本語に訳そう!と思い立ったのだ。

最初はオランダ語の文字をみつめあーえば、素直になれない♪だけ・・だった。朝から晩まで、わからん文字を見つめ、一日が過ぎた玄白だった。「けっこうつらかったのよ」という声が聞こえてくる。そのうち、意味をつかむヒントを発見した・・・!What is this?  これは、なんだ? 

 研究授業 まなびや 1年生は、1クラスを2分割での少人数授業を行っているので、5組は、一致団結 44人44色/2 そして笑顔 である。男女共真面目に取り組む。もちろん他のクラスもだが。積極的に手を挙げる生徒は、そう多くない。が、こちらの問いには確実に反応を示してくれる。しっかり、発音することもできる。ペアワークに関しては、もう少し積極的になってくれれば申し分ない5組であった。

今日の授業のポイントはWhat is this? とその答え方である。このフレーズさえ覚えていれば、英会話も楽々 天下無敵だぞ。外国の方に What is this? というと、It’s ○○とかえってくる。これを繰り返せば、語彙(ごい)は無限に増えるのだ。しつこいと思われても What is this?である。教科書をペアで読む。

I’m hungry.  What is this?  It’s an egg roll.  It’s very good.  Oh, is it?

Mmm… Is this a Chinese dish?  Yes, it is.

その後は、フリップの登場である、だん だん♪(写真1)。先生が、フリップを隠した。先生「What is this?」生徒「??」人は見えないものに興味を覚える。ちょっと見えた 先生「What is this?」生徒「Box!」先生「おしい!What is this?」半分見えた!だ だ だん(写真2)。だーーーん♪ 生徒「Present!」「正解は Gift・・・そうやね。プレゼントでいいでしょう。」(写真3

教科担当「後ろに先生がたくさんいるので、少し普段の授業とは違いました。今回の研究授業を活かし、今後さらに生徒が学力向上するような授業を目指し、授業力を向上させていきたいと思います。」

 為すべきは人にあり、成るべきは天にあり

杉田玄白