学力向上タイトル 「社会と緑の募金と人口膾炙

千里 九「人口膾炙という言葉はあまり人口に膾炙されていない。だが、今日の毎日新聞余録に・・・人の口には『膾』が欠かせないという生食好きには受難の時代だが、そこは命あってのもだねである。と豚肉の生食禁止に言及されてあった。」

 NIE 日経新聞  NIE 2  会計委員だより

 マスク「顔隠れ安心」(写真1)

情報を読み取る時間1(写真2)

情報を読み取る時間2(写真3)

NIE 社会の授業 社会・・情報リテラシー NIE   

 NIEとは、Newspaper in Education(教育に新聞を)の頭文字で、学校などの教育現場で新聞を教材として活用し、児童・生徒たちの学力とモノを考える力の向上を図るための活動です。2年生の社会科の授業で行いました。

 ネットの危険性 熱湯には手を突っ込むな。火傷する危険がある。ネットには顔を突っ込むな。火傷はしないが心が傷つく危険が潜む。今の子どもはテレビを見ない。多少は見ているだろうけど。では、何から情報を得ているのかというとインターネットから。ネットのニュースで、世の中の動きを知る。この事件がアツいとか、これは大変だとかを知る。だが、ここに落とし穴がある。好きなサイトしか見ないし興味のあるサイトばかり訪問する・・・かたよったネットサーフィンをしていると閲覧した人の興味・関心のある内容が画面に表示されるようになり、かなりかたよった情報になってくることは容易に想像できる。そこにかたよった人物が、ネットの向こうでそうだ!そうだ!とうなずき話を聞いてくれる。こんな居心地のいい環境はない。特定のサイトを毎日毎日閲覧し続けているとどうなるか。はまる。間違った※情報リテラシーが身についてしまい人格にまで影響を及ぼす可能性があるのだ。※今、PC等から膨大な情報を手に入れられるが、それらの中から必要な情報を確実に収集、整理し、組み替える能力

 新聞を読む 今日の5限は2年5組だった(写真左上)。九中生には、正しい情報リテラシー力をつけて欲しいということで社会の授業に入る前に新聞を活用してのNIEがおこなわれた。教科担当「友達に送るメール、伝える文章を書けていますか?誤解をされたことはありませんか? 情報を読み取る力をつけば、相手に上手に説明ができ伝えることができます。もちろん、社会の問題も正しく読み取れるようになっていきます。では、今から配る日経新聞の記事を読んで正しく情報を読み取ってください。」

 高校生のマスク「顔隠れ安心」についての記事と資料が配られた(写真1)。高校生を対象にした調査で、高校生のマスク着用の理由の一番が、防寒など身体的衛生上の着用を押さえて、顔を隠して落ち着きたいが最多だった・・・。という記事である。そういえば、風邪じゃないけどマスク姿はちまたを席巻している。で、文章を読んで読み取る質問がこれだった。①全国高等学校PTA連合会が昨年10月に全国の高校生を対象に実施した調査結果の記事です。・・・自由記載で答えた中で「顔を隠して落ち着きたい」と回答したのは何人ですか?その理由として挙がっていることは何ですか?③担当者のコメントの中に「円滑なコミュニケーションの基本を阻害する」とありますが、どのようなことが問題点として考えられますか?思いつくことを具体的に書きましょう。④この記事を読んで、感想を自由に書きなさい。生徒達は、文章の中から正しい情報を得、思いつくことや自分で考えた内容を書いた(写真2)。

 HRでは、会計委員だよりが配られていた(写真3)。正しい情報を拾う。自然環境の保全や緑化などの事業実施や九中の緑を増やすため「緑の羽根募金ご協力ください」。よろしくお願いします。

5/29、6/2 緑の羽根募金にご協力を 会計委員会