学力向上タイトル 「1冊より2冊、読書を重ねて理解力をあげる

千里 九「憲法は国民のためにある。憲法改正について、護憲派・改憲派それぞれの立場の本を読む。」

教科書 憲法改正 

日本国憲法 ブックトーク  

 図書館 

公民教科書(写真1)

ブックトーク開催中(写真2)

図書館 憲法コーナー(写真3)

~ 社会科 BOOK TALK ~ 

ブックトーク 先週金曜日、3年生の教室で社会科の公開授業を実施しました。学校図書館司書の先生によるブックトークです。「憲法」に関する様々な本の紹介をしていただきました(右写真)。

 ブックトーク&憲法改正 今年の図書館のテーマはわからない?をわかった!にしようがテーマである。少し前に3年社会科公民の授業で「日本国憲法と国民主権(教科書P40~ 写真1)」をおこない、その中で「憲法改正について」習った。

 近い将来、九中生も真剣に「憲法改正について」考えなければならない時がくるだろう。投票年齢も18歳に下がったし。そこで、自分で深く考え判断できるようにとブックトークである。といっても、本同士がしゃべるわけではない。お話は司書の先生がしてくださった。「憲法」に関する様々な本を※ちぎっては投げ、ちぎっては投げわかりやすく紹介していく(写真2)。※ちぎっては投げとは、本来大勢の敵を相手を大きな成果を挙げるさまを言うのだが、もちろんここでは本は味方であって敵ではない。

 ・・第九条以外にも憲法改正をめぐる議論はいろいろとあるよね。憲法が定められた後に認められた新しい権利(プライバシー権や知る権利、環境権など テストにもよく出る)を憲法にはっきり書こうという人もいますね(はてな?なぜかしら?日本の問題1政治・経済問題 監修池上彰より)。生徒の顔が、なぜかしら?からわかった!に変わっていくいく!!

  図書館&憲法改正 図書館入った一番目につくところに今、「憲法」特設コーナー(写真3)がある。憲法に関する本がいっぱいだ。「憲法改正」が大きな話題になったのはいつからだろうか?そういう時に便利なのが、ニュース年鑑である。『ニュース年鑑 2014』ポプラ社、『ジュニア学習年鑑 2014』朝日新聞出版、『ニュース年鑑2015』ポプラ社、『ニュース年鑑 2016』・・・などなどあるのだが、年鑑と呼ばれる皆さんは中学生の手になかなかとってもらえない。

 他にも、今の九中図書館には「憲法について」考える資料や本が、元気いっぱい揃っている。なぜ改憲議論が盛んになっているのか? 様々な意見そもそも憲法って? 国民は日本国憲法をどうみているか?などなど、もう九中HPで紹介しきれない!皆さん、ここは是非図書館に足を運んで手にとるしかない。

  司書の先生「『憲法改正』は生徒たちにとっても近い将来、向き合う時が来るでしょう。今回は、『公民』で学んだことをより深めてもらう一助になればと、授業と連携したブックトークを行いました。普段は利用が少ない『ニュース年鑑』が、現代社会について知るにはとても優れた資料であることを紹介し、護憲派・改憲派それぞれたくさんの本が出版されているので、公共図書館から大人向けの一般書も取り寄せて学校図書館に展示しています。『異なる立場で書かれた内容を比較して読む』読み方を身につけるきっかけになれば、と願っています。」 

 主体的に参加できる人になるために 社会科