学力向上タイトル 「家事手伝いを重ねて生きる力をつける 

 家庭科 授業  我が家のお手伝い2  我が家のお手伝い1

2学期 最初の家庭科(写真1)

我が家の手伝いをしよう1(写真2)

我が家の手伝いをしよう2(写真3)  

我が家の料理レポート 夏休みあけたら宿題提出   

  各教室にいつもの授業風景が戻ってきました。今日の1年生家庭科の授業は、繊維の特性の学習からスタートしました(写真1)。繊維によっては洗剤や柔軟剤の適正な液性が違い、それによって洗濯の仕方も変わります。正しい知識を持つことでお気に入りの服も末永く着ることが出来るのです。

 そこで夏休み家庭科の宿題は、一年生『お手伝いをしよう』、二年生『我が家で料理レポート』という深い課題が出されました。 

 1年 我が家でお手伝いをしよう 家庭科は実生活で活かしてこそ、の教科である。普段の生活の中で実践することでまた学びが深まる。そう、PDCAサイクルで日々実践なのだ。PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(確認)、Action(行動)の頭文字をとったもので、より良い結果を生みだしていこうね~というプロセスをいう。

 家庭科の授業は生活にフィードバックさせてこそなんぼ!の意味があるのだから、我が家の手伝い(家事)は当然である。火事は経験したくないが、心を燃やしての家事は家族を幸せにする。とある生徒は、棚の整理をして家族が「スッキリ」とした(写真2)。またある生徒は、エアコンのそうじと洗濯(たたむ→シーツを敷くまで)に挑んだ。「洗濯機のコースを選ぶ時にたくさんありすぎてわからなかったので、母に聞きました。・・・・シーツを敷く時、ぴーんと張るのが難しかったけど、洗い立てのシーツはフカフカで気持ち良かった(写真3)」

 保護者「『今までやったことのないお手伝いをしたい』と言ってくれたので、エアコンのそうじと洗濯をお願いしました。・・・たくさん手伝ってくれてありがとう。またいろいろなことにチャレンジしてね」

 2年 我が家で料理レポート 料理レポートは、日頃忙しい中、料理を作ってくれる家族に感謝して"☆"い。料理を家族のコミュニケーションにして"☆"いという願いを込めての宿題である。家族のスター☆になって欲しいのだ。始業式、みんなの提出してくれた作品に、じゃんけんぽん!ぐー。おなかが鳴ってしまった。「かぼちゃの肉詰め蒸し(写真左上の左上)」「エビとアサリのアヒージョ(写真左上の中央上)」「そば寿司と天ぷら(写真左上の右上)」・・・・「牛肉のすき煮風定食(写真左上 中央下)」は、花丸もの!栄養バランスまで考えてある。習うより慣れろというが、本当にそうだ。自分一人で頑張ったか?お家の人が手伝ったのかな?からクックパッドも参考にしたな?まで様々な料理の作品たちに教科担当者は嬉しい悲鳴をあげる。みんなの努力が、写真や文章の行間から垣間見える。赤ペン持つ手も、感激花丸続出だった。

教科担当最近の中学生は忙しく、なかなかお家のことが出来ません!という生徒がいるのですが、洗濯や掃除、調理の技術は、自立したときに必ず必要になる力です。手伝うことで家族とのコミュニケーションも生まれます。自分の出来ることから、今のうちにやっていこう!」

 家事・料理は愛情 教科担当