学力向上タイトル 「人口膾炙と英語とTomorrow never knows

千里 九「九中生のみなさん。英作である。どんな英文でも作れるように、人口(じんこう)に膾炙(かいしゃ)している単語や慣用句は、ひとつでも多く覚えておこう。人口膾炙がわからん?私もだ。人口膾炙:「人口」は世人の口・うわさ。「膾」はなますで、「炙」はあぶり肉。どちらも美味で、だれの口にも合って好まれることから、広く人々に知れ渡るとをいう。」

 英語の授業2

英語1 

 英語の授業3

Read&Look up!(写真1)

目標:30秒をきるReading(写真2)

虫食い速読 (写真3)

  英語の授業4~ 英語は使える道具2 ~  

  今日も英語を「使える道具」にしようと、3年7組の授業の始まりは、Reading Activityです。まず、顔をあげて英文を読みます(写真1)。次に速読、チラ見はOK(写真2)、何秒で読めるか自己記録に挑みます。単語や発音の位置を知らないと速く読めません。続いて虫食い速読に挑みます(写真3)。最後は、ペアを組んでの速読バトル(左写真)!何回も何回も合計10回ぐらいは読んだでしょうか。速い生徒は30秒ぐらいで読めるようになりました。

 Listeningを鍛えるにはSpeakingから

 リスニング問題を苦手にしている生徒は多い。そりゃそうだ。私達は日本に住んでいる。周りから聞こえてくるのはほとんどが日本語なのだから。そんな環境でどうやってリスニング力をあげればいい?とある英語の先生が授業で言っていた。「『人口膾炙』この字読める?」生徒はもちろん首をふる。「じゃあこの単語がリスニングで発音されても理解できないよね?つまり『読めない単語は聞けない』んだ。だから普段から単語の発音を意識することや音読が非常に大切なんだ。」なるほど。話すと聞くは表裏一体なのだ。Listeningを鍛えるにはSpeakingが大切というわけだ。英語は言語。話す・聞く・読む・書く が四位一体となって1つの科目(言語)なのである。

 3年英語中間テスト問題6番の⑤  特に難しかったようだ。問題は「だれがそれを作ったのか、なぜそれが作られたのか知っている人はほとんどいません」という文を(one/made/and/made/why/it/it/no/who/knows/.)に一語補い、単語を並び替えて正しい英文を作りなさい という英作問題だった。ポイントは「誰も知らない:No one knows~(誰も~知らない)」という慣用句を知っているかどうかで決まる。この慣用句を知らなければ、まず正解にたどり着けない。また、No one knows というと誰もとあるので、複数だと勘違いしてしまうのも当然だが、主語はoneである。だからknowには三人称単数形のsが必然なのだ。後は何という単語を補うか?(なぜそれが作られたのか、)ここは受動態だ!おそれいったかと見抜くとbe動詞+過去分詞(it was made)を使うことがわかる。だから補う単語はwasとなる。wasがないという僅(わず)かなミスで、不正解の人達も多かった。で、正解は、No one knows who made it and why it was made.  「こんな問題 No one can understand(誰もわからない)やわ~!」では、あCAN!君たちならできる。こういう問題をとおして、みんな学習していく。落ち込む必要は無い。ここで、いきなりだがミスチルである。Tomorrow never knows(明日は明日の風が吹く)果てしない闇の向こうに oh oh 手を伸ばそう♪ 知ることのない単語なら いっそ引き連れて 少しぐらい 忘れたっていいさ oh oh tomorrow never knows 心のまま僕は覚えるのさ 誰も知ることのない単語を♪だからこそ、普段から単語を覚え、発音を意識しSpeakingすることが大切なのだ。

10月23日はオープンスクール。お待ちしています。教科担当