学力向上タイトル国語:読解力を知る2 

千里 九「齢(よわい)を重ねて思う。わたしの読解力がよわいのは、若いころ本を読まなかったからじゃ。中学校の時もっと本を読んどけばよかった。で、今日から1,2年の読書週間がはじまった。1年のあるクラスも2年のとあるクラスも、教室は、シーン。黒板には『身につけよう、言葉と感性』の文字!読書の時間は、やはり、こうでありたい。日ごろ本を読まない人や、眠そうなあなたも、読書週間は、読書の習慣をつける絶好のチャンスなのだ。」 

読書週間  玉石混淆(ぎょくせきこんこう)の本から

 さて、世の中、星の数ほど出版される本から、なるほど読んで良かったと言える本を探すのは至難のワザです。本の世界はほんと一寸先は闇。生涯の友、座右(ざゆう)の銘となる珠玉(しゅぎょく)のご本から、読んで後悔、俺の時間を返せ!タイムマシンで読む前にもどりたい!と叫びたくなるような?本までさまざまあります。これを玉石混淆(ぎょくせきこんこう)といいます。

 読書週間で、玉に出会えたら・・・

 玉(ぎょく)の本を読んだ後は、その内容を誰かに伝えたくなります。誰かに教えたい衝動にかられます。この本読んだらスカッとさわやかだぜとか、まさかの結末だよとか・・この伝えようとする力が学力向上につながります。

 せっかく読むのだったら玉(ぎょく)を探したい!読んだ後・・・「良かった」と素直に言える本に出会いたい。ということで、図書館に司書の先生がおられます。図書館の達人が勧める本に、はずれは少ない。

司書「たくさんの本に出会うことで好きと言える1冊を見つけてください。図書館だよりにおすすめ本を紹介しています。」