学力向上タイトル 『換気のススメ』

千里 九九中発行部数約1000部を誇る保健だより1月号(1月14日発行)『換気のススメ』と『低体温』予防のススメは学力アップにつながることは、人口(じんこう)に膾炙(かいしゃ)している真実である。」

 保健だより1

保健だより2

保健だより3

空気が汚れていると・・・(写真1)

自慢の低体温・・・(写真2)

低体温はこうして生まれる(写真3)

  空気の入れ換え 学問のススメと換気のススメ   

   季節性インフルエンザは、小康状態ですが、まだまだ感染力が強く、予断を許しません。そこで、保健だより1月号です。

 換気のススメ ときたら福沢諭吉「学問のすすめ」をすすめるしかない。福沢諭吉は、2年歴史の教科書P172に登場される。教育と近代思想のところで、「・・・民間では、福沢諭吉が『学問のすすめ』を書いて、人間の平等と自立を説き、多くの青年に読まれました」とある。冒頭の有名な一節、「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」はあまりにも有名だ。だが、人の差は生まれつきにあるのではなく、学問をしたか、しなかったかによるものだとも諭吉は言っている。九中生は、日々学問に取り組んでいるから安心である。だが、学力向上には、学問のすすめだけでなく換気のススメも必要なのだ。保健だよりでは「・・・人間は1人あたり1時間に6畳ひと部屋分の空気を必要としていると言われています。そのため、約40人もの人が集まって1時間授業した後の教室の空気は、目には見えないけれどすっかり汚れてしまっています(写真1)。そんなときに換気をしないと…
・脳に十分な酸素が行き渡らず、頭が痛くなる・ぼーっとする・気管や粘膜を傷め、抵抗力が落ちる&ウィルスが数時間部屋の中でふわふわと漂う・増える→感染症にかかりやすくなる 毎日寒~い、けれど、換気は大事!休み時間は思い切って空気の入れ替えをしましょう。」と心配してくれているのだった。今日5時間目の国語の授業である。換気が必要だ。担当教諭が窓を開けると、寒気が襲う!生徒「さむーーい」。ちょっとがまん。一気に空気を入れ換えることで、学力向上の歓喜が待つ!ことを担当教諭は知っている(写真左上)。

 低体温予防のススメ 保健だよりは、低体温についても心配してくれる。ある日、保健室に熱を測りに来たAくんとBちゃんがいた。A「ぼくは36.5℃いつも通りだ」B「私も36.5℃でも平熱が35度台だから、熱があるかも」A「平熱35度台?低っ!」B「私 低体温だから・・・」(写真2)保健だよりの作者Hが、「ちょっと待ったーーー!!!!!!」コールだ。ちょっとそこのあなた!何をそんな低体温が良いことみたいに言っているの!?(医学的な定義はありませんが、一般的に平熱が36℃未満のことを低体温と言います。)

 体温が高いと…◎成長ホルモンが出やすい◎免疫力がアップする。◎内臓脂肪が燃えやすくなる。◎酸素や栄養素がエネルギーに変わりやすい。身体にいいことがいっぱい。 
 体温が低いと…×基礎代謝が下がる。×免疫力が低下。×内臓脂肪が燃えにくい。×生活習慣病になりやすい。×血行が悪くなる。身体によくないことがいっぱい(写真3)。

 低体温になりやすいのは運動不足(筋肉量不足)にある。不規則な生活。入浴はシャワーでさっと済ますだけ。バランスの悪い食事。痩せすぎ・・薄着・・・平熱を高めるにはまず生活習慣を改善(反対のことをする)してみよう☆

平熱を高める 保健の先生