学力向上タイトル 「使える英語」・・夢を実現するための道具  

千里 九「使えない道具は意味が無い。思い起こせば、これはやせるといわれた鬼軍曹ブートキャンプのCD(すぐ除隊した)、金魚のようにゆらゆらするだけで寝たままでやせるというマシーン(もらいもんだし効果もないし)。美味しいパンが自分でつくれると買ったホームベーカリー(材料入れてスイッチ入れるだけなんだけど、めんどくさくなって)などなど。使わなくなった道具は意味がない、無用の長物である。」

 英語テスト1

 英語テスト2

 英語テスト3

テストに立ち向かう(写真1)

ポイントは教科書にあり(写真2)

英作のポイントはここ。 (写真3)

  英語テスト~ 英語は使える道具 ~  

  先週の金曜日、そして今日は、中間テストの返却ラッシュです。生徒たちは、手元に却ってきたテストに、うわー。あっ。あーなどなど悲喜こもごもの光景の中、間違い直しやテストの解説に耳を傾けました。九中では、「聴く力、書く力」に重点をおき、英語のテストをおこなっています。

 文部科学省 英語教育改革の提言より
 「使える英語」をめざして、小学校から高校までの英語の授業が変わる。九中生が社会で大活躍する頃、日本は、グローバル化が進み、英語で仕事をすることも予想される。そこで「受験のための教科」と思われがちだった英語を、コミュニケーションの道具として使いこなす力をつける授業に変えていこうというのが、今回の改革のねらいだそうだ。有識者会議座長「今は学校の授業以外でも英語を必要とする機会がたくさんある。『英語は道具』という発想で、自分のやりたいことや夢を実現できるために使って欲しい。」(引用:10/12 朝日中高生新聞)

 英語のテストが却ってきた。 そうなのだ。英語は道具なのだ。使えない道具は意味が無い。使ってこそ意味がある。10/14 3年生のフロアーにリスニングテストの開始を告げるイエスタディワンスモア♪の曲が流れた。無用の長物にしないための戦いが始まったのだ。(写真1)。スピーカーから「から放送問題をはじめます。メモをとってもかまいませんが、質問をしてはいけません。問題は大きく3つに分かれています。よく聞いて答えてください。用意はいいですか?それでは始めます。」と流れた。まずはウォーミングアップだ。1問目は、読まれた英文と一致する絵を記号で選ぶ問題(左上写真)である。結構聞き取れていた。(2問目省略)3問目は難しい。かなりな長文を聞いて、以下の質問に答える。
 Question1: Have you ever seen any Audrey’s movies? Q2: Where did she move with her mother ?
Q3: What did she turn down? Q4: Why and when did she die? Q5:Why did she started to work with UNICEF?

 かなりな長文が読まれたがすべて、教科書P46からP50のオードリーヘップバーン物語の内容からである。ポイントは教科書にあり(写真2)だ。問1は「Have you ever seen any Audrey’s movies?(オードリーの映画を見たことがあるか)」と聞いているので、自分の立場でYes or No で答える。日本語ならVery easy questionである。ただし、現在完了で聞かれてるので、Yes, I have. / No, I haven't. と答えなければならない。この大問3は正答率4割くらいであった。

 長文は、要点をメモしなければ正解にはたどり着けない。全てをその場で覚えるのは不可能だからだ。事実、この問題をきっちり正答している生徒の解答用紙の裏にはメモがびっちり書かれてあった。いかにポイントとなる語を聞き取って素早くメモしていくかが、このような長いリスニング問題の鍵となる。以下の問いも同様である。長文だからといって、動揺する必要はないのだ。次回、「英作のポイントはここ」に続く(写真3)。

英語は使ってこそ意味がある。教科担当