学力向上タイトル 「地域の発展にがんばる人は・・PTA

千里 九「私たちは、ふるさとについて豊中から学ぶ。豊中の花は?豊中の自慢は?答えをバラしたい。」

 ステンドグラスデザイン

私たちの道徳  

 豊中市の自慢は?  

ステンドグラスデザイン発表(写真1)

道徳:ふるさとの発展(写真2)

道徳:ワークシート(写真3)

 

 中学校では2019(平成31)年度から”道徳”は教科となるのが決まりました。ただ知識を覚えさせるだけでなく、問題解決的な学習や体験的な学習を取り入れ、知識をもとに考えるのです(参考:文科省ホームページ)10日の2年生はHRでステンドグラスのデザイン選出(写真1)にうっとり、1限道徳では「豊中」についてしっかり考えました(下写真)。私のふるさと

 「私たちの道徳」から

 P200~205である。「ふるさとの発展のために」を開く(写真2)。この単元の目標は「地域社会の一員としての自覚をもって郷土を愛し、社会に尽くした先人や高齢者に尊敬と感謝の念を深め、郷土の発展に努める。」とある。さて、私たちは地域社会に支えられて生活しているが、地域の良さに目を向けたり地域の人々の働きを身近に感じられる場面は多いとは言えない。今では「ふるさと」や「故郷」という言葉を使うことも少なくなってきている。九中生は職場体験学習やクリーンアップ大作戦など、身近にある地域活動をとおして地域の良さを肌で感じてきたが、改めて豊中について学ぶ。

 「豊中」について 「バラ」&「キンモクセイ」~

 2年生で道徳の時間が始まった。とあるクラスはチャイム着席後、先生「豊中市生まれ、豊中市育ちの人はどれくらいいる?」で授業開始だ。ぱらぱらと手があがった。「では滋賀生まれ滋賀育ちの人は?」誰も手があがらない。・・・私だけか、ぼそっとつぶやく担任。豊中で生まれ豊中で育つ人もいれば、途中から豊中に転入する人もいる。豊中は果たして「ふるさと」と言えるか?私たちの道徳「ふるさとの発展のために」P200を読み、「ふるさと」について考えた。

 自分の住んでいる地域の良さ、好きな点、自慢したいところを共通して知っておきたい。まずは、豊中のいいところを班で話し合って書き出してみよう。ワークシートに書き出した。生徒「大阪空港」半分伊丹だけど・・・。「緑地や植物が多い」(鶴見・服部・千里)緑地があるわな。「中学校の数が多い」十八まである街は少ないだろう。「竹がいっぱい」これは九中”だけ”かしら。地域の人々で、地域の発展のためにがんばっている人はいませんか?「消防署」そう、豊中市は救急車が来るのが早い。ある生徒は「PTA」と書いていた。PTA会長に見せてあげたい。豊中市の木は「キンモクセイ」だが豊中の素晴らしさに沈黙せいはいかん。意見を交流することで郷土に対する気持ちを深めたのだった(写真3)。

 別のクラスでは、大型モニターに豊中市の素晴らしき自慢の場所が映し出されている(左上写真)。この碑は?「豊中球場」。高校野球発祥の地、この神社は?「天神社」。千里の天神さんだ。野球部とバスケ部が御神輿かついだ。この門は?「原田城」門しかないけど応仁の乱の時からある由緒あるお城・・・。豊中出身の有名人もいっぱいるのをご存じか。あの人とこの人は九中出身!漫画家の手塚治虫さんも豊中に住んでいた。地域の先人達に感謝したい。住んでみたらとても住みやすい便利な街、それが豊中。大阪にも近い。インターもある。交通の便がいい。豊中を今はまだ「ふるさと」と呼べなくても「ふるさと」は作りあげていくものだと授業はすすむ。他の地域に行ったとき、「豊中市ってどんなところですか?」と尋ねられたら、胸を張って答えyou。

豊中の るさと自慢 言える人