学力向上タイトル 「教育実習と伝えたかった想い

千里 九「先生は初めから先生ではない。先週で教育実習期間が終わったが、この3週間の経験は将来教師を目指す人にとって、一生の宝物となることは間違いないだろう。」

国語 各班発表

研究授業 英語

英語 主体的な学び

国語:研究授業(写真1)

英語:研究授業(写真2)

 英語:think that~最中!(写真3)

  ~教育実習は経験してなんぼ~  先週で3週間の実習を終え5人の大学生が九中を巣立ちました(一人は今週末まで)。その実習の総仕上げが研究授業と呼ばれるもの。実習生の皆さんは”一意専心”の思いで、教材をつくり研究授業に取り組みました。そこで木曜日に行われた英語&国語の授業の紹介です。大学の先生も見守る中、実習生は九中生に伝えたかった想い”を届けました。研究授業 国語

 研究授業 一意専心:国語

 教材は「百科事典少女」。クラスは3年3組。授業の流れは、1、Rちゃんが百科事典を好きな理由 2、音読 3、紳士おじさんの読書休憩室での様子や百科事典を書き写す様子 4、「私」がおじさんへ伝えたかった想い である。今回の授業は登場人物の中でも重要となる、私・Rちゃん・Rちゃんのお父さん(紳士おじさん)を中心にそれぞれの想いについて考えてみよう、だった。

 後半では「私」が紳士おじさんに”伝えたかった想い”を考えるために協働学習の形を取る(左写真)。 ワークシートは紙の吹き出しの形にしてあった(写真1)。漫画の手法を取り入れ興味をひく作戦が功を奏す。紙とマジックペンを使い班でまとめた意見を積極的に書いた。担当者「自分の書いた意見を大切にして、国語だけでなくいろんな場で意見交換ができる機会が増えれば良いなと思います。」

 研究授業 一意専心:英語

  クラスは2年6組。授業展開はこうだった。黒板に今日のメニューが書かれる(右下写真)。1 心理テストの絵を使ったthink that~ の復習 2 今日のメニューActivity ( think that~ )3 New words 4 Listening 5 本文音読 6 本文解説 ポイントはthink that~である。

 どうしても英語の授業では4技能のなかでリーディングやライティングが多くなってしまう。そこで今回の授業ではスピーキングとリスニングを多く取り入れたアクティビティを中心におこなった。少人数授業なので、スピーキングの機会は当然多くなるだろう。Make four groups! 4グループをつくる(写真2)。それぞれの班で、She is ~ 有名人の特徴3つをヒントにその人物が誰かを推理する。think that~のアクティビティがあちらこちら花が咲く。生徒たちは積極的にゲームに参加した(写真3)。think that~ は自分の思いや考えていることを相手に伝える・・・大事な文法でもある。人と関わる中で自分の気持ちを言う。それは日本語であっても英語であっても同じだとわかって欲しい。授業を”伝えたかった想い”で締めくくった。

 担当者「今回のアクティビティを通して少しでもthink that~を使って自分の気持ちや主張を相手に伝えられるようになったらとても嬉しく思います。」

伝えたい言葉にのせるこの想い