学力向上タイトル体育 縄跳び 3年生は11種類の跳び方をとぶ! 

千里 九なわとびの奥は深い。跳び方は47種類もあり、あきらめなければ昨日の自分に勝てる。」 

 お手本

 計測

 記録

サイドクロス お手本(写真1)

30秒で何回跳べるか (写真2)

記録:今日は何回跳べた?  (写真3)

 「跳ぶ」。今、体育の授業で跳んでいます。持久走がメインなのですが並行して「縄跳び」をおこなっているのです。縄跳びというとスポーツ前のアップとしての軽い運動と思われがちですが、そんなことはありません。有酸素運動ですので、本気で取り組めば負荷もかかり心肺機能を高めます。汗をかくことで代謝が良くなります。体力アップは学力向上にもつながります。縄跳び

 なぜ「なわとび」なのか・・・なわとびというと、小さい子の運動と思われがちだが中学生や大人にとっても身体に良い全身運動なのである。有酸素運動なので、脂肪は燃焼するわ、持久力がつくわ、心肺機能の向上にもつながるわ、で結構身体に良いことが多いのだ。上半身をまっすぐに保って跳ぶので体幹も鍛えられるし。コロナ禍のなか運動不足にも陥りやすいが、なわとび1本、たいていの場所で運動出来るのも魅力のひとつだ。

 保健体育の授業で「なわとび」をするには目的がある。中学(成長期)時代に心肺機能を高めると一生の財産となる。自分の記録を追い抜くことで俺は最後まで頑張れた・・・「心の育成」にもつながるのが縄跳びなのである。

 なわとび」冬物語 

 4限開始前の校歌が流れた。3年某クラス2学期最後の授業は体育であった(左上写真)。チャイムの前にもう体育委員を中心に整列完了している。教科担当者は「本時の目標」を明示し「なわとび」の跳び方について説明をおこなう。跳び方の基本は脇をしっかりと締めること。脇が広がると引っかかりやすい。正しいフォームを体に覚えさせることが回数を伸ばす。次に視線はまっすぐ前方に定める。難しい種目ができない人に対しては教科担当者が跳び方のコツを教えた。ほら出来たが、回数アップにつながる。 

 ・・・縄跳びの跳び方は47種類あるらしいが授業では11種類を跳ぶ。前跳び、後ろ跳び、あや跳び(前)、あや跳び(後)、交差跳び(前)、交差跳び(後)、サイドクロス(前)、サイドクロス(後)、二重跳び(前)、二重跳び(後)、はやぶさの11種類である。但し、あや跳びは腕を交差して跳んだ回数を、サイドクロス(8の字跳び)は、左右で1回と数える。かけ足跳びは可とする。特に難しいサイドクロスは跳ぶタイミングが肝心だ。上の手を下にすることで多く跳ぶことができる(写真1)。サイドクロスは20回越えたら5点もらえる。二人一組になって跳ぶ人と計測する人に分かれての協働学習が開始された。担当者「用意!はじめ!」タイマーがカウントダウンし(写真2)・・終了!記録係は30秒間で跳べた回数を記録し(写真3)、跳んだ当人は今日のがんばり度を記録した。冬休み3学期体育の宿題は「なわとび運動挑戦シート(B4サイズ1枚)」であった。

  体育科「各自が自己ベストの向上を目指し意欲的に取り組んでいます。冬休み、縄跳びをする時間を見つけ運動不足にならないようにしてください

先生はいつも誰かをはげましている