学力向上タイトル国語:謙譲語と尊敬語を語る。 

千里 九「ついにきなさりますか。まだまだお目に掛かるにははやすぎやしませんか。・・・お忙しいでしょうに。わかりました。そうまで仰るなら来週月曜日にお待ちしております。・・・中間テストさま。」 

 友達

尊敬語 

謙譲語

同じ階段、二人対等なあいだがら(写真1)

糠野Tが階段をあがる(尊敬語 写真2)

鈴木T階段をさがる(謙譲語 写真3)

 謙譲語  敬語とは、大人の階段のぼる 君はまだシンデレラさ~ 幸せは誰かがきっと運んでくれると信じている~ の階段をイメージしてください。(出演:鈴木先生・糠野先生)

 相手と自分が同じ階段にいて話をするのが普通のことば(友だち同士ぐらいですね)(写真1)。尊敬語とは相手が階段を上り、自分より「上」の段にいる状態です。(写真2)こんな時には尊敬語す。もともと相手が自分より「上」にいる、と考えましょう。ここで使う言葉としては・・・写真2「おっしゃるとおりです。」(叱られている場面ではありません、ねんのため)

鈴木「糠野先生、次は6組の授業にいらっしゃるんですね?」

鈴木「先生、お忙しいようですね。」尊敬語を使う動機としては、その人を心から敬っているからである。糠野先生は、鈴木先生よりちょっぴり年上です。お人柄も尊敬できる方です。この場合の「お」も相手をたてているので尊敬語となります。幸せは誰かが運んできません。尊敬語が運んでくれます。

  尊敬語は自分より相手が「上」の段にいる状態でした。今度は、自分から階段を一段下りましょう。あら、不思議、すると、さっきと同じ形になりましたね。このように、自分の立場を下げることを、「へりくだる」といいます。この状態、つまりへりくだって話をするときが、謙譲語

 ここで使う言葉としては・・・写真3「もうしあげます。」(何度もいいますが叱られ謝っている場面ではありません)

鈴木「拙者、次の授業は6組に参ります。後で、先生のところに伺います。」なるほど。見事に鈴木Tはへりくだっている。そこに気がついた九中女子は、すばらしい。賢女子だ。 

 職員室に来る生徒。「○○先生!」「○○先生、いますか?」

ここで、尊敬語を使うなら、正解は「○○先生、いらっしゃいますか?」

「○○先生おられますか?」でしょう。たまに「おらっしゃいますか?」これは、ちょっと違います。 

大人でも敬語は難しい。間違えていい、九中生の間にいっぱい敬語を使い続けましょう。