学力向上タイトル 「教育実習と先生と人口膾炙

千里 九「昨日で教育実習期間が終わった。この3週間の経験は将来教師を目指す人にとって、一生の宝物となることは間違いないだろう。先生は初めから先生ではないということは、人口に膾炙(かいしゃ)している事実である。」

英語3

英語1

 

英語2

英語の先生がいっぱい。(写真1)

16日は英語で何と言う?(写真2)

 英語の授業真っ最中!(写真3)

  英語4~教育実習は経験してなんぼ~ 

  昨日で3週間の実習を終え5人の大学生が九中を巣立ちました。その実習の総仕上げが研究授業と呼ばれるもの。昨日の6限最後の最後は英語の研究授業でした。大学の担当の先生や校長先生、教頭先生に英語の先生方がいっぱい(写真1)。実習生を取り囲みましたが、怖くはありません。九中生はふだんどおりいつもと同じように英語を吸収していました。

 研究授業(英語) 教育実習も今日で終わりだ。最後は英語の研究授業で締めくくった。研究授業のクラスは、こちらが答えをもとめなくても積極的に手を挙げて答えてくれる。時にわいわいするが、やる時はやる生徒がいっぱいの4組だった。教材は、「One World English Course 1」 今回の指導目標は、月と日にちをすべて英語で言える事が出来るか、自分や友達の誕生日を英語で伝える事ができるかだった。授業中、パワーポイントを使い、月と日にちを何回も復唱し覚える(写真2)。先生「今日は何月何日やった?」と生徒に聞く。「じゃあ、六月って英語でなんと言うんやった?」教室のあちこちで手があがる(写真3)。「ではこの流れで日にちを勉強していきましょう!」日本語→英語、英語→英語 日本語→英語・・・・お昼の授業だったが、いっぱいしゃべらナイト!九中生なら、間違ってはいけない「9」の綴りにもユーモアを交える。ninthのeは、ないんす・・・ささやかだが、笑いがおこった。

 先輩の話を聞く(3年HR)。 教育実習生は、3年生にとったら7年後の自分達である。身近な先輩でもあった。そこで、6月19日のHRの時間に体育館で3年生は身近な人生の先輩のお話を聞いた。

 A先輩・・・中学校最後の日、卒業式で歌った思い出の曲があります。「手紙~拝啓十五の君へ~」という曲です。その曲の中で私がすごく共感した歌詞があります。♪15のぼくには誰にも話せない悩みの種があるのです♪という部分です。中学校の時、私はいろいろなことで悩みました。友だち、部活、恋愛、進路、学校、家族・・・すべてがうまくいかなくて悩みました。・・・悩んでる時、先生や家族に話すことは、ものすごく勇気がいることですが、話すとすっきりして心が落ち着くし、相手も真剣に聞いてくれると嬉しかったです。みんなも悩みごとが今はなくても、これから必ず出てくると思います。そんな時は誰かに相談して見てください。相手は、話してもらえたら嬉しいし、あなたが話してくれるのを待っています。

 B先輩・・・今の私の夢は、どんな生徒のどんな悩みにも答えてあげられるような先生になることです。大学を卒業し、就職するときに皆さんも40年働き続ける場所を決めなければいけません。そのことを考えた時に私は、自分も成長できる、そして誰かのために頑張れる。そんな場所で働きたいと思い、私は教師の道以外かんがえられませんでした。
昔から勉強はそんなに得意ではありませんが、将来自分がクラスを持った時のことを考えれば苦手な勉強も頑張れます。だから必ず教師になって夢を叶えたいと思います。

 先生は初めから先生ではない。