学力向上タイトル循環があった。動脈&静脈

千里 九「授業とは、先生の教えようとする力50点、生徒の学ぼうとする力50点がぶつかって100点となる場じゃ。先生の教えようとする力UPのため、先週、授業公開週間をしたのじゃ。」

公開授業 授業公開 先生方が授業を見合うことによって授業力向上、ひいては学力向上につなげる週間です。毅然と50 分の授業をしている先生達も授業前には、時間をかけ準備やら工夫をこらし、授業の展開を考えています。

6月7日3限:2 年理科「血液の循環」(写真左)

① 今日のテーマは血液の循環だ。心臓だ。授業の流れを理解させたい。身振り手振りで顔をあげさせたい、と先生は思う。周りが静止しているとき、人は、動くものに目が行く。理科担当教諭が、黒板に太く、あくまで太い青い線を引く。静脈だ。反対に太い太い赤い線が引かれる。予想どおり動脈だ。一目瞭然。

 生徒の顔は、自然に上がり理科担当教諭の指先を凝視する。生徒の理解が梅雨のあじさいの紫色のようにが深まり、ノートをとる。授業中盤、生徒の思考がZZZとなりかけた頃だ。

公開授業2② うとうとした顔をあげさせたい。生徒には背中も見せず、授業を魅せたい。⇒板書の時には、つい生徒に背中を向けてしまう。その時、生徒は何をしているかわからん。そこで登場するのが書画カメラ。(写真右)カラーで心臓をスクリーンに映し出す。強い刺激!生徒の顔一気にあが。説明する先生の説明にも力が入。・・・こういう時に重要な説明が潜んでいるのだ。生徒と先生で100点の授業を目指そう。満足が待ってい

 強い満足をもたらすような授業は、大脳に強く結合し、より頭に残る。

  これを満足の法則といいます。