学力向上タイトル中間テストにアタック!  

千里 九「体育大会も終わったのう。と余韻にひたっていたら中間テストがやってくる。テストというとすぐにあきらめるもんがおるが、体育大会で青空のもと駆けて、踊り、躍動したのは、実は、学力向上につながっていたというお話じゃ。週に2~3回以上の運動とあきらめない心が頭をよくする・・・中間テストにアタック。」

          ~来週から 中間テスト~  

 アメリカの研究によると「運動中は、脳の血液が減少し、脳を鍛える。運動後、全身の血液は脳に逆のぼり、躍動する。その結果、集中力が高まり記憶力が向上し、学力向上に結びつく。」という説があります。ということは、体育大会で、走り、組体操をし、足先指先まで力を入れ、腰を落としてぐぃーとソーラン(左写真)を踊った九中生は、学力向上につながっていたのです。まさに、体育大会は百薬の長だったのです!

体育の時間 週に2,3回60分以上の運動をしている人は、しない人に比べて「怒り」「ひねくれたものの見方」「ストレス」が少ないそうだ。運動部に入っている人は、毎日運動をしているので体力が自然とつく。が「私は、運動はまったくやらないしぃ、クラブもやってないしぃ。無理。そんなの。」とおっしゃるあなたも、大丈夫。中学校では、週に3回、体育の授業が待っている。この時間に、しっかりと身体を動かしましょ。 

 さて、1年生は2年後、2年生は1年後、3年生は半年後、九中を卒業した自分を想像できるだろうか?残念ながら、九中を卒業し、進学した人の中には「もう、ええわ」と、途中で「切れて」学校を去った人がいます。切れない心、我慢する心、それを育てているのが、体育も含めて、今受けている授業のひとつ、ひとつ、国社数理音美技家体英です。

 何でも「楽しく」

 今、2年生の男子の体育は、バレーボールである。今日5限目の授業はバレバレーボールーの基本であるオーバーハンドパス(右写真)とアンダーハンドパスの回数を数えるテストであった。バレー部なら簡単にできるこのワザも素人がマスターするのは難しい。オーバーハンドパスはなかなか頭上にとばない。突き指もするし・・・アンダーハンドパスは手首が痛いし・・・これでは、楽しくない。

 男子バレーボール界の低迷を救うのはおれだ!と石田先生(体育科)の教えを思い出す。手のひらをしっかりひろげろ。腰を安定させてアンダーパスだ。腕を一本の板にしろ!バレーは続くと楽しい。回数が増えるとおもしろくなってくる。レシーブ、トス、スパイク!ワンツーワンツーアタック!

 気持ちいい感が残る。これは、学習にも当てはまる。言われる前に机に向かうと、親から「どないしたん、熱?大丈夫?」と言われることはあっても、おこられることは、ありません。さぁ、来週から中間テスト。テストに向かって アタック!アタックNO1!

好きなことをするために嫌いなことを乗り越える 

元 バレーボール部員