新小学校学習指導要領では、プログラミング教育が必修となりました。

これは、「プログラミング」という新しい教科ができたわけではなく、各教科・総合学習等の授業の中でプログラミングを取り入れた学習を行い「プログラミング的思考」を身に付けていくというものです。

「プログラミング的思考」とは、専門的な知識や技術を必要とする訳ではなく、一言で言うと「論理的に考える力」。ある一定の規則性や条件に基づいて、自分の意図する結果を得るには、何をどのように組み合わせていけばよいかということを論理的に考え、問題を解決したり、状況を改善したりできる能力です。

新学習指導要領では、「言語能力」「問題発見・解決能力」と同様に学習の基盤となる資質・能力として「情報活用能力」を位置付け、その「情報活用能力」の一つとして「プログラミング的思考」を育むことが位置付けられました。

 

「プログラミング的思考」を身に付ける方法は大きく3つあると言われています。 

  1. コンピューターを使わないプログラミング(PCやタブレットを使わずに、目的達成のための指示の組み合わせ等を学んでいく方法)
  2. ソフトを使うプログラミング(PCやタブレットの画面上でスクラッチ等のソフトを使って学んでいく方法)
  3. ハードを使うプログラミング(PCやタブレットとロボット等をつなげて、プログラミングによって操作して学んでいく方法)

今回、本校では上の3の方法を補強するために、写真のロボットを5台導入することにしました。

実は、1学期にお試しで業者より1か月間貸出してもらい検討を進めてきました。このロボットはipadしか対応できなかったのですが、一人一台タブレットがipadになったこともあり導入することを決めました。

1学期に3年生の学習で使用したのですが、子どもたちは、自分の組んだコードで実際にロボットを動かせたときの喜びがあり、子どもたちの心に火をつける効果が見られました。

今後、上の1・2・3の方法でバランスよくプログラミング教育を進めていきたい考えています。

 

 

(参考)

豊中市教育センターホームページ「プログラミング教育」

少路小学校ホームページ・家庭学習支援のページ「プログラミング」