一年間、新型コロナウイルス感染症の影響がたくさんありましたが、感染対策を講じながら、なんとか充実した学習を行なおうと努めてきました。

今年度の修了式は、3月26日(金曜)。もう少しで学年を終えます。各学年各クラスでは、1年間のまとめ、復習を行っています。4年生の学級通信(3月18日発行)を紹介します。

算数自学

4年生として学ぶ算数の単元は終わりました。ここからは復習の時間です。とはいえ、復習が必要なとろころは人によってちがいます。復習が必要のない人もいます。だから自分でやることを決めて、自分で取り組む。算数自学の時間としています。

「100マス計算⇒めあてを決める⇒学習⇒最後の5分で何をしたのか、何を学んで、何が分からなかったのかノートに記録」という流れにしています。どこが苦手なのか参考になるよう、1年間のテストの結果を個人的に見せて相談にのっています。

みんな取り組み方が様々です。片っ端から解く人もいれば、部分的に復習する人、次の学年に向けて予習する人。復習が必要な人は復習して5年に備える。必要のない人は先の問題や難しい問題にチャレンジする。

その環境は先生が整えます。残り少ないですが、意味のある時間にしてほしいと思います。記録を読むと、困っていても言えない人がいることがわかります。そういう人には個人的に声をかけていきます。より難しいものにチャレンジしたい人は、家にある問題集等を持ってきてもかまいません。

昨日の〇〇さん、チャイムが鳴っても復習をがんばっていました。●●さんが「先生、ここの角度わからん」と持ってきました。角度の復習をしているようです。後ろにいた□□さんが「対頂角やん」と言います。「対頂角?」「向い合う角のことやで」「じゃあここは?」「直線で何度?」「あー!」という感じで、先生抜きで●●さんは、対頂角、直線はななめでも180度の知識を取り戻しました。こんな話し合いもいいですね。 

 

(3月上旬に4年各クラスで行った算数研究授業の様子)