1年生の教室をのぞいてみると、安全の学習を行っていました。例年、1年生を対象に、主任児童委員連絡会の皆さんが、子ども安全教室「イカのおすし」を実施してくださっています。劇などを通してとてもわかりやすく学習することができるのですが、今年度は新型コロナの影響で開催は難しいです。そこで、本校区の主任児童委員さんが、昨日「イカのおすし」の大きな紙芝居を運んでくださり、本日、1年生の各教室で担任が授業で使わせていただきました。子どもたちは、紙芝居にくぎづけでした。普段もそうですが、夏休みにおいても安全に過ごしていきたいと考えています。主任児童委員さん、いつもありがとうございます。

 

 4年生の教室をのぞいてみると、国語の授業でした。子どもたち一人ひとりの机の上には国語辞典が置かれています。よく見ると、付箋がたくさん貼ってあり、子どもたちが辞書をたくさん活用したり、調べたりしたのだとわかります。国語以外の教科でも活用しているようです。辞書引き学習を行うことによって、語彙力があがる、調べることが楽しくなる、新しいことを知る、自己解決能力が身につく等の効果が期待できます。電子辞書も便利ですが、紙の辞書を活用することで、学習の蓄積が見える化でき、子どもたちは自信につながっているようです。

 

 6年生の図工の時間をのぞいてみました。テーマは「立体」。子どもたち一人ひとりがテーマを設け、立体の作品を制作していました。完成した作品は、図工室前の廊下に飾られ、まるで作品展のようです。

  

一人ひとりの作品を見ていると、子どもたちや図工担当教員が「この作品がすごいんです!ぜひ見てください!」と教えてくれました(下の作品)。テーマは「環境問題」。海洋プラスチックごみ問題を作品として表しています。6年生は総合学習でSDGsに取り組んでますが、SDGs目標14の「海の豊かさを守ろう 」と関連させており、メッセージ性がある作品です。これまでの学習がつながり、深められているなと感じました。そして、作品としての立体的な構成も動きがあり、迫力を感じました。

教室をのぞいてみると、子どもたちは1学期、着実に成長していることを感じています。