今年度は、新型コロナの影響で市内に公開しての研究授業は出来ませんでしたが、校内の研究授業を行っています。各学年、参観する教員の人数を制限して行っています。

今週は、毎日1時間ずつ3年生の各クラスが算数の授業を公開しています。

「三角形と角」の学習で、本時のめあては「円を使ってどんな形をつくることができるか考えよう」です。

 

この授業では、子どもたちが「まなボード」を使って、グループでの話し合いを活発に行っていました。

「まなボード」とは、グループワークや協働学習におけるコミュニケーションツールとなるホワイトボードです。アクティブ・ラーニング形式の授業を効果的に進めるための学習ツールです。

ボードには透明のフィルムがついていて、様々なワークシートを挟んで使用することができます。フィルムにはホワイトボードマーカーでいろいろな書き込みをすることができます。書き込みのされた「まなボード」を教室内で共有したいときは、背面にマグネットが入っているので、黒板に並べて貼り付けて意見を比較することもできます。

子どもたちが「まなボード」を黒板に貼り付けて考えを発表すると、教室のあちこちから「なるほどー!」等、いろんな反応が聞こえてきました。

1人1台タブレット等「デジタル」が注目されていますが、「アナログ」 と「デジタル」を融合させて、1時間の授業が子どもたちにとって最適で効果的な学びとなるよう使い分けていくことが大切であるなと思いました。