社会科「住みよいくらしとごみ」の学習を終えて~感謝の気持ちを伝えたい!~(4年)
4年の社会科では、「健康なくらし ①住みよいくらしとごみ」を学習しました。例年なら、ごみ収集車の出前授業を行い、クリーンランドへ社会見学に行っているのですが、本年度は中止してクリーンランドのDVDなど映像資料を使って学習を進めました。
ごみの学習の最後に、子どもたちの学びを深めていくために「新型コロナウイルスとごみ収集」について取りあげました。
ごみの収集の方々は、新型コロナウイルスへの恐怖感と共に「絶対に止められないライフラインである」との使命感で働いておられます。4年生の子どもたちは、この学習を通じて、ごみ収集の方々に「感謝の気持ちを伝えたい」ということになり、お手紙を書きました。
いつもごみ収集してくれる方々へ(抜粋)
■ぼくは、みなさんが危険な仕事をしていることを学びました。ごみについて考えたことがなかったので、なおさらびっくりしました。いつもありがとうございます。今はこんな時期なので、今まで以上に注意してください。本当にいつもありがとうございます!!
■いつもごみを収集してくれてありがとうございます。命がけで、みんなのために収集してくれてありがとうございます。これからも新型コロナに負けないで頑張ってください。新型コロナや熱中症に気をつけてください。
■ごみ収集やごみ処理をしてくれてありがとうございます。新型コロナウイルスでマスクやティッシュなどさわるのもいやなものがたくさんあるかもしれないけれど、毎日収集や処理をしてくれて、みなさんにとても感謝しています。新型コロナウイルスに負けずに頑張ってください。応援しています。
■私は、朝、ごみ収集の日、ゴミ出しを朝しています。ごみは重いので朝持っていくのは大変です。今、コロナがはやっているので、マスクを捨てる人が多くなっています。ごみ袋がマスクでいっぱいになっているのを見ました。ごみ収集は大変な仕事ですが、がんばってください。
■暑い日が続いていますが、大丈夫でしょうか。いつもごみを運んでくれて、本当にありがとうございます。いつも危険と隣り合わせだと思います。直接会って「ありがとう」と言いたいです。ごみ収集のお仕事の人が新型コロナウイルスにかからないように祈っています。どうか熱中症や新型コロナウイルスに気をつけてください。
医療従事者をはじめ、コロナ禍で、くらしの最前線で闘っておられる方々はたくさんおられますが、今回は、ごみ収集の方々に子どもたちは感謝の気持ちをもつと同時に、今後、自分はどのように行動していけばよいか、深く考えることができたようです。
4年生が書いたお手紙は、明日、クリーンランドに送ります。