食育の出前授業
今月3日と10日に、原田南学校給食センターの栄養教諭さんと調理員さんを招いて、「食育出前授業」を行いました。
子どもたちはメモを取りながら非常に熱心に聞いてくれましたし、来てくださったお二方も給食センターでのお仕事の内容や舞台裏の話などを、丁寧に分かりやすくお話してくださいました。
残菜率が高いようで、その点について非常に残念がっておられました。人気のあるメニュー(残菜率が低いメニュー)と同じ味つけにしたらいいのではないかと思ってしまいますが、“子ども時代にいろいろな味の経験を積むこと”を大切にしてメニュー作りをされているとのことでした。
出汁だけでも、昆布、かつお、とびうお(あご)、しいたけ等を使い分けておられるそうですし、15校9500人分の給食を朝7時過ぎから65人の調理員さんで準備するので「うっかり失敗したから作り直し」が一切通用しない、緊張感のあるお仕事だということも分かりました。
子どもたちも「なるべく残さない」「次からちょっとおかわりしてみる」「バランスを考えてくれているので嫌いでも少しは食べた方がいい」「日頃から感謝しようと思います」といった感想を書いてくれていました。
教えてくださった“食べることは、生きること”をしっかり意識して、今後も様々な“食”に触れていってほしいと思います。
※給食のカレーは2時間ほどかけた手作りのルウを使っているそうです。市販のルウはナッツ類や乳成分が何らかの形で入っていることが多く、アレルゲン除去のためだそうです。うーん、手間がかかっていますね!
(5年生学級通信より)
栄養教諭さんや調理員さんの食育の出前授業は、5年生のほかに4年生や6年生でも実施しました。給食を作っている方々の工夫のほかに思いや願いも知ることとができました。また、子どもたちがたくさん質問をしていたのが印象的でした。
栄養教諭さんと調理員さん、お忙しい中での出前授業、ありがとうございました!
原田南学校給食センター(豊中市ホームページより)
<参考>
■広報とよなか2019年10月号より
特集は新しい学校給食センター・原田南学校給食センターを紹介。
■豊中市ホームページ「小学校給食」→ こちら