あいさつについて学習し、子どもたちが成長している様子(向上的変容)がうかがえる学級通信を紹介させていただきます。

あいさつをする理由

学校が始まって最初に感じたことは、学校全体的にあいさつがあまりかえってこないなぁ、ということです。

昔は、いちいち呼び止めて「なんであいさつしないん?」とよく注意していました。今考えると、そんな先生にだれがあいさつしたいの?って感じですね。はずかしい話です。

今ではね、もう気になりません。真正面からあいさつしてかえってこないとしても、笑顔です。先生は、あいさつのメリットを知っているから、するだけです。自分が楽しくいられるし、自分にいいことがあるからするだけです。

月曜日の道徳は、あいさつがテーマでした。あいさつってそもそもいるのか?  もしできないなら、「おう」でも「それオシャレ」でも何でもいいから一声かけてみよう、という話をしました。

やりにくいなぁと感じている人も、一声かけることからはじめてみるといいと思います。

それでもできないという人、それも大丈夫。どうせできるようになるから、気楽にいてくださいね。

昨日の朝、あいさつがいつもより確実にふえていましたね。

◎◎さんは後ろのドアから入ったのに、大きい声で先生に挨拶してくれていました。ありがとう。

◎◎さんも友だちに一声かけていましたね。いいねぇ。

先生に対しても、友だちに対しても、声をかける人が多かったです。先生はいつもより楽しい朝だと感じました。

あいさつしなくても生きていくことはできますが、あいさつがあるクラスのほうが、あなたにとって居心地がよくなりますよ。自分にとって居心地のいい場所は、自分でつくりましょう。

(4年学級通信より)