ICTを活用した家庭科授業(5・6年)
5年生の家庭科の時間をのぞいてみました。
裁縫の学習に入り、玉結びや玉止めに取り組んでいます。今後、いろいろなものを作っていくうえで、この2つはできるようになっておく必要があります。
初めて針と糸をもつ子どもたちもたくさんいます。また、なかなかうまくいかなくて困ってしまう子もいます。子どもたちが苦手意識をもってしまいやすいところです。
そんななか、今年度は、子どもたちがタブレット端末を使用し、玉結びと玉止めの動画を見ながら練習をしています。まず、クラスの子どもたちに一斉にやり方を説明をするのですが、その後、習熟度に応じて、細かい部分までよくわかる動画を見ながら取り組んでいます。
今年度より使用している新しい教科書には、あちこちにQRコードがついており、詳しく学習したり、家庭でも学習できるような動画が設けられています。
(本校ホームページの「eスクール」5・6年年生の家庭科のページにも載せています。)
子どもたちの様子を見ていると、わかりやすく、取り組みやすいようです。黙々と一生懸命に取り組んでいます。また、家庭科担当の教員も一人ひとりにしっかりと寄り添って支援することもできていました。
今後、一人一台タブレットの配備が順次進められていきます。いろいろな活用方法がありますが、「これまでの教育実践の蓄積」× ICT(タブレット端末)で、子どもたちの学習活動がより一層充実したものになるよう取り組みを進めていきたいと考えています。
登録日: 2020年7月17日 /
更新日: 2020年7月17日