1年生の学級通信を紹介します。

 

3月になりました。いよいよ1年生もまとめの月です。今年度は、休校期間がありましたが、そのことがとても前のことのようにも思える一方で、もう1年生が終わるの?と、あっという間だったようにも感じています。

おうちで見せる姿はまだまだ幼いところがあるかもしれませんが、学校で子どもたちを見ているととても成長を感じています。

例えば、朝の準備では、時計を気にしながら動いたり、担任が指示する前に、今日、学習する教科書をページを開けていたりする姿が見られます。また、驚かされるのは、鉛筆が落ちていると、「あ、これは○○さんのだ」と届けたり、「○○さん、かかりのお仕事した? 一緒にしようか」と声をかけたり、周りの友だちのことにも目を向けて過ごしている姿が本当によく見られるようになったことです。

先日は、校内の職員向けの公開授業がありましたが、授業後には落ち着いて学習しているねと声をかけてもらいました。よく、このような公開授業の場では、子どもたちは緊張して、力を発揮できないということがあるのですが、子どもたちはいつもと変わらず、よく考え、友だちと考えを共有し合っていました。

毎日、子どもたちと学習をしていると、正直なところ、「ああ、今日はちょっと集中が続いていないな」「全員の気持ちが向いていないね」と思うこともありますが、3学期に入ってから、授業中に、しんと静まり返り、鉛筆と消しゴムの音だけがする心地よい時間があることが増えました。ときどき、「うーん」「あ!」と小さな声がすると、そこから、また、消しゴムの音がして、鉛筆の音に変わります。子どもたちが学びに浸っている瞬間です。

子どもたちは、とってもやさしく素直です。ねん土や歌を歌っている時、休み時間に話に来てくれる時なんて、思わず、「かわいすぎるわ・・・」と心の声が漏れてしまうくらいかわいいです。とても寒かったり、半袖でもいいくらい暑い日があったりと気候の変化が激しいですので、体調管理に気をつけて残りの1年生を最後まで一歩一歩成長できるように子どもたちと毎日を大切に過ごしていきたいと思っています。