2学期を終えるにあたって、4年生の学級通信(12月24日発行)を紹介します。同じ思いでいっぱいです。

どんな一年でしたか?

 あなたにとって、2020年はどんな1年でしたか? 先生は率直に言うと、つかれたー!!!という思いがやはり強いです。あまりにもいろいろなことが変わりすぎて、毎日余裕もなく、体がついていけませんでした。しかし、本当にしんどいことばっかりだったのかと考えると、そんなことはありません。

 みんなが過ごしていく中で、最初のころよりも笑っていることが多くなりました。授業はうまくいかないこともたくさんありましたが、その分みんなから学ぶことが多く、新しいことにもたくさんチャレンジできました。制限があるからこそ、新しいアイデアも浮かんできました。ごんぎつねの授業感想文を書いてもらったように、やっぱり先生にとって一番大切なことは、目の前の子どもの声を聞くことだと改めて学ぶことができました。子どもたちと外で思いっきり遊べることのありがたさを感じることができました。クラスの空気が6月から12月にかけて、ゆっくり、ゆったりとあっちへ行ったりこっちへ行ったりしながら、変わっていくことを感じることができました。何より、教室にみんながいることのありがたさを今まで以上に感じることができました。

 このように、こんな世の中だからこそ感じられたこと、学べたこと、楽しめたことがたくさんあるのではないかと思うのです。みんなにとっても、そんなことが1つでもあればと思います。

 さて、今日は2学期の終わりです。暖房がついているとはいえ、例年より寒い教室、マスク、冷たい水での手洗い、つらかったと思います。よく頑張りました。よく登校してくれました。冬休み、体調に気をつけて元気でいてください。そして、休めるときに休んでおきましょう。1月8日、また、笑って会いましょう。それでは、よいお年を!

保護者の皆様へ

 1年で最も長い2学期が、終わります。まずは毎日登校していたことを褒めてあげてほしいと思います。2学期は、運動会、音楽会と行事を2つ行うことができました。一方で、学年、クラスとしての姿を見ていただけたのはこの2回のみでした。3学期はどうなるか分かりませんが、クラスの出来事、普通の日常をこの通信でお届けしていければと思います。

 また、学習の進度に関しては、例年の進度にほぼおいついてきました。しかし、ペースをあげなければいけなかった分、丁寧さを欠いた部分があったことは事実です。3学期は何とか復習の時間を多く確保できるようにしていきたいと思います。

 常にクラスのことをあたたかく見守っていただき、ありがとうございました。3学期も子どもたちの状態を見極めながら、寄り添えるよう努めていきたいと思います。本年もお世話になりました。よいお年をお迎えください。