薬物、ぜったいダメ!
5年生・6年生 薬物乱用防止教室
1月22日(木)に高学年の薬物乱用防止教室がありました。
学校薬剤師の方に来ていただき、
まず6年生へ薬物乱用の危険性について、
ついで5年生へ薬物乱用とお酒やタバコについてのお話をしていただきました。
まず「正しい薬の使い方」についての話でした。
薬には決まった服用のルールがあり、回数と量を間違えると
「クスリ」が「リスク」になります。
眠くなったり、体がかゆくなったり、湿疹が出たり、胃がムカムカしたり、
腹痛や吐き気、胸の動悸といった副作用が出るかもしれません。
市販薬の箱の裏面にはきちんと注意書きがありますので、
正しく服用する必要があります。
決められた量や回数を超えて服用することを「オーバードーズ(過剰摂取)」といい、
多量に服用することで死に至ることもあるそうです。
悩みを相談する人が周りにいなかったり、
孤独に感じている人は、その不安やストレスを紛らわせるために
過剰摂取してしまうそうです。
過剰摂取でその不安やストレスの解消はできません。
悩みを相談できる人を探して、根本的な悩みの解消をするようにしましょう。
次に、「薬物乱用」についての話でした。
病気やケガの治療のために使うのではなく、
身体に悪影響を与えるような目的外の使い方をすることがあります。
また、法律で禁止されている薬があります。
これは1度でも使ってしまったら、「薬物乱用」となります。
日本で多いこの禁止薬物ですが、様々な種類と、呼び名があります。
脳に作用し、脳を壊してしまうのです。
脳は一度壊れてしまうと、もう元には戻りません。
脳は心と体をコントロールしているので、
考えること、記憶、感情、運動、予想をすることなどに悪影響を及ぼしてしまいます。
脳は20歳までに成長すると言われ、それまで様々なものを見て、感じて、脳を発達させていきます。
しかし、薬物を使用することで、脳が縮んでしまい、
簡単な渦巻きが描けなくなったり、
虫が手をはい回っている幻覚をみたり、
幻聴が聞こえたり、視力が低下したり、肌がボロボロになったり、感染症にかかりやすくなったり、
将来自分の子どもにも異常が出たりと、
全くいいことはありません。
「一度使ってみて、危なそうなら止めよう」と軽い気持ちで使うと、
自分の意思では止められなくなるのが、薬物の恐ろしさです。
一時的に高揚感があり、止めると不安になり、禁断症状が出てしまい、
またほしくなってしまうのです。
また、一度使うとまた手に入れたくなって、それを買うために万引きや強盗にまで手を染めてしまいます。
周りの家族や友だち、先生たちが悲しむようなことになるので、
絶対にやめてほしいと思います。
5年生では、後半の薬物乱用やオーバードーズのお話の代わりに、「お酒とタバコ」についてのお話がありました。
アルコールというのは、可愛い缶などに入っていてジュースと間違えてしまいがちなものもありますが、
飲むと勉強する気持ちがなくなったり、
人によっては暴力的になったり、
意識がはっきりしなくなったりします。
よく、お酒の強い人、弱い人、飲めない人、などと言いますが、
基本的に日本人は遺伝的に弱い人と飲めない人が多いのだそうです。
強いか、弱いか、全く飲めないかは、
肝臓で無毒化する酵素が多いか、少ないか、全くないか、の違いです。
「アルコール依存症」というのは、お酒の強い人がなりやすいそうですので、
タバコも同様ですが、みすぎると体の様々な内臓に悪影響を与えるので、
大きくなった時、気を付けてお酒を飲まないといけませんね。
ネットやテレビで色々な情報があふれる現代社会を生きる子どもたち。
正しい知識を知り、心身に害のないようにするために、
誘われても安易に応じず、毅然と断る勇気を持ちましょう。
