6年生の修学旅行

6月5日(木)・6日(金)の2日間、広島方面へ修学旅行へ行ってきました。

お天気にも恵まれ、とてもスムーズに行程をこなすことができました。

1日目は、原爆ドームや平和記念公園での碑巡りとピースレポート、

平和資料館での被爆体験伝承者講話と資料館見学をしました。

原爆の子の像前でのセレモニーでは、訪れていた人たちもその様子を観ていました。

その中で、オーストラリア国営放送のキャスターの方が話しかけてこられました。

なんと、「高川小の『ORIZURU』の歌声があまりにすばらしかった。番組に載せたいのでもう一度歌声を聴かせてほしい」とのお願いでした。

残念ながら、その後の碑巡りの時間も押していて泣く泣く諦めましたが、

6年生の歌声はオーストラリアの人も魅了したようでした!

碑巡りでは、各グループごとに各碑のことをレポートし、動画にしました。

この動画は編集後に全校のみんなに視聴してもらい、平和について考えてもらう材料にします。

被爆体験伝承者講話では、被爆体験者の梶本淑子さんの伝承者である青木さんのお話を聞きました。

被爆当時やその後家族を養うために働き、教師を志したこと、戦後の様子などについて、

梶本さんが苦しみながらも精一杯生きてきた様子が語られ、子どもたちは真剣に聴き入っていました。

最後に現在も世界には原爆よりも威力の高い核兵器がたくさんあることを知り、驚いていました。

資料館では世界中からたくさんの人々が見学に訪れていて、子どもたちも被爆した建物や日用品の実物や、写真や映像を見て

たくさんのことを学びました。

宿の賀茂川荘さんでは、おいしい食事を堪能したり、学年集会ではゲームで盛り上がったり、

とっても快適に過ごせました。

2日目は、竹原市にあるみろくの里に行きました。

過去最高の入場者数だったようでしたが、各班に分かれて上手に乗り物などを楽しみました。

2日間、子どもたちは自分たちでしおりを確認しながら行動することができ、

先生たちに「次は何をするのですか?」「食事は何時集合ですか?」等の質問がほとんどなかったのがすばらしかったです。

これからも、たとえ間違ってしまってもいいので、自分たちで考えて行動する姿を下級生たちに見せてくださいね。

大きなケガや体調不良者も出ず無事帰ってこられ、6年生がまた一回り大きく成長したと感じた2日間でした。

2日間、ほんとうにお疲れさまでした。