十二中校区クリーン大作戦

11月8日(土)に十二中校区のクリーン大作戦が行われました。

各小学校から親子で十二中目指してゴミを拾って歩き、

集合した十二中では、ブラスバンド部の演奏や「十二中版逃走中」で楽しみました。

 

高川小学校に集合して3手に分かれてゴミを拾いながら歩き始めた子どもたち。

すぐに道端や前栽の中などに落ちている紙屑やペットボトルなどのゴミを見つけ、

次々とゴミ袋に入れていきました。

「これはコンビニのレシートだ!」

「これは薬局でもらうやつだ。落としたのかなあ。」

など、さすがホームタウンでのごみ拾い。何のゴミかも推理しながら拾っていきます。

中でも多かったのはたばこのポイ捨て。

駐車場の端っこや自動販売機の周りなどに数十個単位で落ちていました。

さすがにこれには子どもたちも憤りを感じて、

「ポイ捨てなんかする大人はあかんなあ。」

「僕のお父さんは電子タバコにしてるからポイ捨てはしないよ。」

「実は、登校中もここに落ちているのを知ってたんだ。」

と、大人のマナーの悪さに言葉が漏れます。

 

ちょうど4年生が社会科でゴミの学習をしているところだったので、

「大阪湾のフェニックスセンターも、もうすぐいっぱいになるって言ってた!」

と、市の家庭ごみ事業課の方々にお話を聞いて得た知識も飛び出します。

すぐに持参したゴミ袋はいっぱいになってしまいます。

あまりの途方もないゴミの多さに「もうゴミを拾うのを諦めてしまうかなあ?」と心配したのですが、

なんとそこでこんな言葉が!!

「オレって、ゴミのプロやから!」

「あぁ、もっと時間があったらあそこのゴミも全部拾えるのに~」

「自分たちの通ったあとにはゴミは1つも残さないから!」

頼もしい!!!

学習の成果が出ていますね。

そして、3校のうち最後に十二中に到着。

体育館に集まって、ブラスバンド部が

「上を向いて歩こう」と「YMCA」の2曲を演奏してくれました。

最後に3小の一人ずつと十二中のお兄さんお姉さん2人の5人が1グループとなって、

運動場で「逃走中」を楽しみました。

もし”ハンター”に捕まったらけん玉か、大繩か、じゃんけんコーナーに。

けん玉で台に乗せられたら、大繩2回を跳べたら、じゃんけんに勝ったら

ゲームに復帰できます。

さすが体の大きい中学生のハンターや、保護者ハンターなので、

何度も捕まってしまうチームもありましたが、

逃げたり復帰のための3コーナーをしていく中で、他校や中学生とも仲良くなり、

ずっと同じ学校で生活しているかのような雰囲気になっていました。

やっぱり子どもの順応性ってすばらしいですね!

最後に捕まった回数の少ないチームから参加賞をもらって解散となりました。

ぽかぽか陽気で街をきれいにしたりいろんな人と一緒に楽しむことで、

心や体もぽかぽかとなった半日でした。