芸術鑑賞会 人形劇「いえでで でんしゃ」

5月22日(木)、体育館にて人形劇団クラルテ様による人形劇を鑑賞しました。

お母さんからの”むじつのつみ”に怒ったサクラコちゃんが家出をします。

突如現れた、大人には見えない「いえでで でんしゃ」に乗って、

途中で乗り合わせた、一人と1羽と1匹とともに家出の旅に出ます。

でも、途中で・・・

「これってどこに向かってるの?」「わたしが本当に行きたかったのは?」

お母さんとケンカしても、お父さんに自分のがんばりを認めてもらえてないと感じていても、

やっぱり最後は帰りたくなる自分の家。

みなさんも、サクラコちゃんや仲間たちのように、家族とケンカして部屋に閉じこもったり、

外に飛び出たりしたとしても、やっぱり最後は家族の顔が恋しくなります。

自分がいま怒っていることって、家族ともう二度と会えないことより、大事なことなのかな?

そんなことを考えながらの、あっという間の1時間でした。

 

最後には、クラルテのみなさんが出演した人形たちをもって出口でお見送り。

みんな「思ったより大きいなあ」「さわったら硬かった」と、目の前で見る人形に目を輝かせていました。

人形たちとタッチしたり、手をふったりしながら、教室に戻りました。

体育館入場や退場のときも、みんなクラルテのみなさんの指示通り、

一列で静かに歩いていた子どもたち。

「高川小の子どもたちは、みんな静かに観てくれました」とほめていただきました。

クラルテのみなさん、本日は本当にありがとうございました。