オンライン全校集会
オンライン全校集会
7月1日(火)に全校集会がありました。
暑い中で体育館に参集するのを避けるため、オンラインでの集会となりました。
まず、校長先生からは「正義」について話をしました。
修学旅行や平和週間の中で、「なぜ人は戦争をするのか?」という疑問をつぶやく人がたくさんいました。
自分が「自分は正しい。だから相手を攻撃しても、それは正義だ!」と思っていても、
相手も同じように思っているかもしれません。
相手の立場に立って思いやる気持ちがあれば、「自分はこう思うけど、相手はどうかな?」と考えることができます。
みんながそう考えて行動できれば、ケンカや戦争はなくなるかもしれませんね。
次に、学校のきまりについてお話がありました。
校区外だけでなく、校区内のお店にも子どもたちだけで行ったりしないことや、
公園などでの遊び方につて、気を付けることを確認しました。
また、「高川小学校 学習10のやくそく」について再確認をしました。
話を最後まで聞くことや、その場に合った声の大きさで話すことなど、
当たり前のことですが、つい忘れがちな10の基本的なやくそくを確認しました。
これは第十二中学校と話し合って作成したものなので、
6年間で、10のやくそくを特に意識しなくてもやくそくを守れるようになれば、
中学校へ進学してもきっとスムーズに学習に取り組むことができますね。
最後に、通級指導教室「おおきな木」についてお話がありました。
なぜ豊中市の通級指導教室には「おおきな木」という名前がついているのでしょうか?
絵本「おおきな おおきな木」(2016年 よこたきよし作 金の星社)から名付けられました。
絵本では、自分に居場所がないかもしれないと悩んでいたくまが、大きな木の下で休んでいると、
安心して過ごせることがわかり、そのうち、自分のがんばっているところや、すぐれたところを再認識して、
自分の居場所を見つけるお話です。
絵本のおおきな木のように、何か困っている人が安心して過ごせる場になるように、という願いをこめて
「おおきな木」と名付けられました。
「読む」「書く」「聞く」ことが苦手だったり、自分の思いを人前で出しにくかったり、
うまく気持ちが切り替えられなかったり、発音が気になったり、言葉が詰まったりすることがある人は、
おおきな木で苦手なことにしぼった学習や、目や体、気持ちのトレーニング、
コミュニケーションのとりかた、発音や発生の練習、ほっとできる好きなことの時間をとることで、
学校でがんばれるようにしていきます。
もし、このようなことで悩んでいる人がいれば、いつでもお家の人や先生に話してくださいね。