ベンをすくえ!
5年生 社会
今回は「安全で人にやさしい自動車」の発展学習をしました。
これまで学習してきた中で、安全で人にやさしい自動車の技術について、
エアバッグや、自動ブレーキ、自動運転、カメラ、センサーなどがありました。
子どもたちが大きくなった時には、
もっとすごい技術が実現されているかもしれません。
今日はそれらの技術を疑似開発してもらいました。
使うのは「スクラッチ」です。
あらかじめ作られたファイルを開いて緑の旗を押してスタートさせると、
前を歩くベンは後ろから走ってきた車にひかれてしまいます。
なんとかベンを救う技術を開発するのが今回のミッションです。
まずは自動ブレーキシステムを搭載してみました。
「もし、ベンまでの距離が50より近かったら、止まる」というプログラムを車に加えると、
なんとベンの手前で無事止まるようになりました。


次に、まだ実用化されていないけれど、あったら「安全で人にやさしい自動車」になるような技術を考えると、
空飛ぶ自動車や、字幕でお知らせするナビシステムや、手だけで運転できる自動車などが挙がりました。
そこで、空飛ぶ自動車システムを開発してみました。
「もし、ベンまでの距離が70より小さかったら、羽をつけて、斜め上に進む」というプログラムを加えると、
あら不思議。ベンの手前で空を飛んでいく自動車。

他にも地下に潜る自動車やバリアを張る自動車などを実装してみると、さすが5年生。
あっという間に仕組みを理解して、改造を始めます。

車の色を変えたり、空を飛びながら車が回転したり、ベンを巨大化(!)したり。
以前同じ授業をした時、2組さんでは瞬間移動を開発した人がいることを伝えると、
早速瞬間移動の開発をする人も。
ほどなくして無事瞬間移動する車を開発することができました。
こうやって、今は夢みたいだなと思うような技術でも、
数十年後には当たり前になっているかもしれません。
プログラミングに触れながら、未来の「安全で人にやさしい自動車」を想像できた1時間でした。
