3年生 道徳

今回は、「お日様の心で」というお話から、公正・公平について考えました。

仲の良い友だちには特製カードが、他の友だちには普通のカードが渡されたことで、

悲しい思いをする人が出てくる、という内容でした。

カードを作って渡したのり子の「仲良しの人は特別に」という感情は、

おそらく高川小の子どもたちにも理解しやすいでしょう。

のり子は、別に悪いことを考えてしたことじゃないし、

渡された仲の良い友だちも素直にうれしい気持ちになる人もいます。

でも・・・

子どもたちは、のり子の気持ちや相手の気持ちを考えながら、どうすればよかったのか考えました。

1組は善意のつもりで渡した友だちに「悲しい」と言われた時ののり子の気持ちを考えてみたところ、

「え、ちょ、ちょ、ちょっと待って。そんなつもりじゃないし。」と慌てる気持ちを想像した人や、

「友だちだから」と素直な気持ちを想像した人がいました。

2組は役割演技をしながら、渡された仲の良い友だちを想像してみたところ、

特製カードを渡されたことに「どういう意味かわからないから」と戸惑う気持ちを想像した人や、

素直に「ありがとう!」と受け取る気持ちを想像した人がいました。

みんながいい気持ちになるために、どんなことをすればよいか、

これからも日常生活の中で道徳の学習が活かされるといいですね。