帯分数は整数と真分数で表される
4年生 算数
今回は、多くの児童がつまずく可能性がある分数のたし算です。
真分数同士のたし算だとスムーズに計算できるのですが、
今日は帯分数と真分数の計算でした。

どうやって計算するのか、子どもたちはそれぞれのやり方で挑戦しました。
⓵まず分数部分のたし算をして、

次に、整数の2と合わせて

②同じく分数部分のたし算をして、

次に、整数の2と合わせて

③全部仮分数に直して、

最後に仮分数を帯分数に直して

でも、このやり方は、面倒くさそうだったのか、
途中でやめてしまったそうです。
後でみんなでこのやり方もやって、同じ答えになるか確認しました。
⓵と③は同じ答えになりましたが、②は違う答えになったのはどうしてか?
子どもたちは、口々に説明し始めます。
「帯分数は整数と真分数で表されるから…」
「②は仮分数になっている」
「仮分数になっている部分を帯分数に直さないといけない」
さて、ここで真分数、仮分数、帯分数とはなんだったか確認して、
②も最後には同じ答えになることを確認しました。
②のような答えにたどり着いた人がいたからこそ、
みんなどこを直せばよいか説明する機会ができたり、
自分も同じ間違いをしていた!と気づいた人もいたと思います。
得意な人も、苦手な人も、いろんな人が一緒の教室で授業を受けるからこそ、
いろいろな意見や解き方が生まれます。
他の教科でも同じように、いろいろな意見を出し合って、
更なる高みを目指しましょう!
登録日: 2025年12月4日 /
更新日: 2025年12月4日
