11月30日(月)1・2時間目に5年生は、体育館で絵本作家の中川洋典さんからお話を聞きました。「そらから かいじゅうが ふってきた」を最初に読み聞かせをしてくださいました。とっても楽しい絵本で、ぐいぐいとお話に引き込まれました。そのあとに「きみの家にも牛がいる」の絵本を作成するにあったって牛を解体する工場等を取材されたときのお話をしてくださいました。牛の工場で血まみれになって倒れている牛…それは食べ物になるために育てられ、解体され、皮をはいで、皮はランドセルやサッカーボールに姿をかえ、人間は牛からすべてをいただいている…。「食べる」ということ。動物や植物の命をいただいているということ。中川さんのお話から考えることがたくさんありました。「気づく」ことの大切さ、当たり前のようにスーパーで肉が売っているのではなく、どこで誰がどうやってどういう仕事をして、肉がパックに入って売られているのか、そういうことに思いをはせながら、給食に出てくる肉をおいしいと思ってたべてほしいと話されました。最後に「ミカちゃんのひだりて」を読み聞かせてくださいました。どんな思いでこの絵本を描いたのか…作者からお話を聞くとますます絵本を読むことが楽しくなります。子どもたちからのたくさんの質問にもていねいに答えてくださって、本当にありがとうございました。