2009年の新型インフルエンザのときに、フェーズという言葉とパンデミックという言葉を知りました。新型コロナウイルスによるパンデミックをWHO、世界保健機構が3月11日「パンデミック(世界的な大流行)とみなせる」と表明したとのことです。また、WHOは、2月には、インフォデミック(infordemic)…不安定な状況下では、決まって根も葉もない情報やデマが大量に拡散されるもので、そのことをインフォデミックと指摘して警鐘を鳴らしていました。新型インフルエンザのときに「正しく怖がる」ことを私は実感しましたが、やはり得体のしれないものへの恐怖や不安からインフォデミックは起こるし、冷静に…といわれてもどのように対処することが冷静なのか不安がつのるのも当然の気持ちであると思います。そんな中で、イタリアの高校の校長先生が休校中の生徒たちに宛てた手紙が心に響きます。「……冷静さを保ち、集団のパニックにまき込まれないこと………見えない敵に脅かされたとき、人はその敵があちこちに潜んでいるかのように感じてしまい、自分と同じような人々も脅威だと、潜在的な敵だと思い込んでしまう、それこそが危険なのです。………合理的な思考で私たちが持つ貴重な財産である人間性と社会を守っていきましょう。…」そして最後には、「では、近いうちに学校でみなさんを待っています。」でしめくくられています。私も同じ気持ちです。みなさんに会いたいです。学校でみなさんを待っています。

  1年生の育てているチューリップ、咲き始めてます。

  2年生のスイセンもきれいに咲いてます。

 3年生は、ノースポールを6年生の門送りで見てもらおうと玄関前に並べました。