進路ポスター  進路といえば

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進路関連ポスター (写真1)

進路と言えば・・・(写真2)

ベストな選択をするために (写真3)

  「まん延防止措置」は延長されましたが、学校教育活動は感染防止対策を徹底して継続いたします。さて、1,2年生の進路学習です。1年生は2月15日、2年生は2月18日に画面を通して進路担当の先生から直接話を聞きました。本来なら体育館で学年集会の形で行いたかったのですがこのご時世です。A西教室からリモートをつないで教室へと配信しました(下写真)。進路学習(2年生)

 中学3年まで同じ進路

 渡り廊下進路コーナーには、3年生のための進路関連ポスターがいっぱい(写真1)。中学校3年生まではほぼ同じ進路を歩んできた。しかし、中学校卒業をさかいに進路に関しては「選択の連続」が待っている。中学校1、2年生、将来の夢はまだこれから・・・と考えている生徒は多いだろう。だが、「良い進路は良い準備から始まる」もの。そこで1,2年生の3学期に、モチベーション(やる気)を意識するため進路担当の先生から、お話をしていただいたのだった。1年生は2年後の自分のため大まかなお話を、2年生は1年後の自分のために具体的な話を聞く。「今日は、進路学習を行います。進路ってどんなことを思い浮かべますか?どの高校に行くか、それだけではありません。「進路」とは「進」む「路」(みち)。自分が歩んでいく道のことです。」一枚の資料が配られた。資料に目をやると、三年生進路関係の日程表がびっちりと書かれていたのだった。

 進路とは「君たちの未来」 映像アプリCiscoにつないだ先に九中進路担当者が現れた。まずは「進路と聞いてあなたは何を思い浮かべますか?」という質問を出す。とあるクラスの生徒が質問で返した。「どの高校に行くかとかですか?」近いが違う。進路と言えば受験、就職、専門学校等いろいろ考えられるが、一言でいうならば、進路とは「君たちの未来(写真2)」である。中学校を卒業してどうする?その先は?そこでもう一つ担当者から問いが投げかけられた。「あなたの大事な人をイメージしてください。そして、その人を数値化してみてください」え?大事な人って?数値って?でもその数字って一体意味があるの?

 意味はない。一つの物差しでその人のすべてを測ることは不可能だ。だから他人の進路と自分の進路を比較することに意味はなく、「ベストな選択」をするためにはまず自分を知ることが必要である(写真3)。・・・担当者は高校等の情報を伝える。学科、コースが多岐にわたること、自己申告書のこと、大阪府高校入学後の中退者が多いこと、受験制度の話。3年生になると懇談が増える。テストも増える。モチベーションをいかにたもつか。進路の未来予想図を描くには、「やる気」「意欲」「動機」である。今回の進路学習が行動を起こすきっかけになって欲しいと願う。今の君たちに一番大切にしてほしいことは、自分をみつめなおし目の前のやれることを頑張る、だ。1年生、2年生は大型モニターに映し出された進路学習に釘付けとなった。

 担当者「今、目の前のやれることをまずは頑張りましょう。日々の生活を大切にし、例えば授業や掃除など当たり前のことを一つ一つ確実にこなしていくことが自分の進路につながります。そして、自分の進路を堂々と話し合えるような居心地のいいクラスをみんなで作ること。受験はチームだといわれています。周りを思いやり、お互いの進路を尊重することです」

進路とは 未来を拓く 歩む道