From Tokyo  テレビドラマの作り方  メモをもとに感想、お礼・・・

職業講話:From Tokyo(写真1)

職業講話:ドラマの作り方(写真2)

職業講話:発表ノート(写真2)

 キャリア教育~  毎年2年生で行っていた職場体験を、今年度は新型コロナウイルス感染予防のため中止としました。実施の方向でと模索しましたが、もし万が一職場の方にご迷惑がかかったら等々・・苦渋の判断となったこと、関係各位の皆さま申し訳ございません。さて、担当学年では「少しでも仕事に触れる機会を持ってほしい」「仕事をして輝いている大人と出会ってほしい」と考えて、11月5日に東京と2年生各教室を結びリモートで職業講話を実施(写真1)、9日の総合ではタブレットを使っての「振り返り」をしました(下写真)職業講話 ふりかえり

 職業講話  

 身近だけれど遠いテレビのお仕事について・・・関西テレビ放送 東京制作部ドラマディレクター萩原崇さんに東京から各教室へリモートで来ていただき、テレビ番組を作る裏側の話や、ご自身の想いをお話していただいた(左写真)。萩原さんは、「CRISIS公安機動捜査隊特捜班」、「シグナル長期未解決事件捜査班」などのドラマ制作に関わられたディレクターさんである。

 テレビドラマを制作するにあたって、料理づくりに例えてわかりやすく説明していただいた(写真2)。では、ドラマをいただきます。・・・①メニューを決める(何をつくるか?どんなストーリーになっていくか?)。②料理人を決める(プロデューサー、音楽家等)。③材料を集める(出演者、台本、ロケ現場等を決める)。④調理を始める(台本作り、撮影、編集等をおこなう)。⑤お客さんに知らせる(テレビCM、広告、SNS等)。萩原さん「人生は一度きりだが、ドラマは何回でも魅力ある人生を作ることができる!ざっくりというとこんな風にドラマを作る仕事をしています。」2年生はざっくりとではなく、詳しくドラマ作成やウラ話など普段見ている番組の普段見ることの出来ないお話を聞くことができた。質問コーナーでは「やめたいと思ったことはありますか?」「好きな俳優さんはいますか?」、答えにくい質問にも丁寧に答えてくださった。

 職業講話を終えて 11月9日(火)の総合の時間は「職業講話を終えて」である。生徒達は各自のiPadとケーブルを用意した。iPadを使って講演をもとにレポート作成をするのだ。講演では萩原さんから料理づくりに例えて教えていただいたが今日は生徒が料理をする番だ。調理の具材となるのは「メモ」であった(写真3)。生徒達は講演を聴きながらメモは熱心にとっていたのである。調理器は、iPadに入っているスカイメニュー「発表ノート」を使う。今日のめあては、「ドラマディレクターの仕事についてまとめる。またお話を聞いての感想、質問、お礼の手紙などを書く」。調理が終われば完成したデーターを先生に知らせる。担任の先生のiPadへGo!提出(送信)した。

  「ドラマの作り方を料理に例えて説明してくれたのでとてもわかりやすかったです。面白い話をありがとうございました」「・・・お話を参考にしてどんな仕事につこうか考えます。未成年なのでわからないこともありますが、未来を変えてくれる仕事につこうと思います」

 担当者「 このご時世ならではのリモート講演会でしたが(双方向で)、画面の向こう側にいる方の貴重なお話を聞けて生徒達も興味津々の様子でした。ふりかえりでは、生徒たちはタブレットを使い集中してレポート作成に取り組み、生徒の適応力の素晴らしさを改めて感じることが出来ました」

秋雨や 未来に生きる ふりかえり