学校再開  オープンザウインドウ  2000年 航空写真

2020.6.1 学校再開(写真1)

OPEN THE WINDOW(写真2)

2000.5.23 航空写真(写真3)

 Happy Birthday!51歳 新型コロナウイルス拡大防止のため、5月31日が期限となる東京や大阪など9都道府県の緊急事態宣言について、政府は来月20日まで延長することを決定しました。さて、1年前の5月31日は緊急事態宣言中でしたが創立記念日の6月1日からの学校再開となり、複雑な気持ちで九中50歳の誕生日を迎えました。あれから1年が経ちます。九中はコロナを乗り越えようと、明日2021年6月1日に51歳の誕生日を迎えます。半世紀前の豊中市立第九中学校

 2020年6月1日 生誕50周年

 あれは1年前だった。市教育委員会の指示のもと学校が歓喜の再開である。豊中市「・・・新型コロナウイルス感染症に対して、豊中市立小中学校では、学校再開にあたって、感染予防対策を徹底してまいります。つきましては、保護者の皆様におかれましても、お子様の健康状態の把握ならびに感染症予防の指導について、ご理解ご協力をよろしくお願い申しあげます」

 6月1日学校が再開した。1日は三密を避けるため奇数番号の生徒のみが登校した。5月の学年別分散登校よりは多くの生徒が校門をくぐった(写真1)。窓は換気のため、すべてOPEN THE WINDOWである(写真2)。ひさしぶりの登校なので今日は創立記念日だから休みじゃないの?と誰も言わない。ひさしぶりの再開、やっぱり学校がいい。最初のHRは大型モニターによる動画配信だった。 「学校再開にあたって」校長先生からのお話、生徒指導担当者からのお話を映し出して、2ヶ月遅れの九中開きを果たす・・・。2、3年生は覚えているだろうか。  

 2021年6月1日 生誕51周年 左上写真 昭和45年撮影)

  あれから1年が経った。1年前はコロナウイルスについて不明な点が多く有効性が確認されたワクチンも存在しなかった。現在もコロナウイルス感染の危機にさらされているが、今はコロナウイルスが少しずつ解明されワクチンも開発された。危機は去っていないが学校は、「3つの密」を避け、「マスクの着用」及び「手洗いなどの手指衛生」など基本的な感染対策をおこない、学びを保障し教育活動を継続している。

 では、九中51歳の誕生を振り返って見ましょう。昭和45年(1970年)3月20日に第1期工事が、竣工同年4月1日 普通教室12、特別教室6の東館のみでの開校。入学式は、同年4月9日 新入生97名、翌年2月15日に体育館が竣工。開校時の生徒数は、新入生97名、2年生69名、3年生4名の計170名で45年度の卒業生は13名だった。1970年6月1日に校章が制定されこの日が創立記念日となっている。今から21年前の2000年には創立30周年(写真3)をお祝いし、昨年はコロナ禍であったが創立50周年を関係者の方とともに祝った。豊中市立第九中学校の創立記念日は、歴史とともに記憶に残る。創立記念日学校は開いているが、生徒は休み。(他の学校が授業をしている日に休みなのはちょっと幸せな気分?) 

 九中生の皆さん、九中生であることを誇りに思い、千里とともに歩んだ51年の重みをかみしめ6月1日という日を、ご家庭で有意義に過ごしてください。 

梅雨空に 創立記念日 歴史ふる